余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

明日は雨

2021-05-20 22:55:01 | 写真の扉の詩
どうすることもできないと
たぶん君は分かっていた
だから笑っていたね
僕の姿を瞳にうつして
明日は雨が降るといいながら
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わすれかた

2021-05-20 22:52:03 | 写真の扉の詩
タバコをぷかぷか吸っている
ぼんやり空を見上げながら
大きなキャンバスに描くように
あの日のことをうつしてる
誰か教えてくれないかな
いとしいあのこの忘れ方
僕は知らない忘れ方を
こんなに切ないココロなら
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インパクト

2021-05-20 22:49:35 | 天秤の詩
雷のなる空の彼方
胸にまで響く轟音が
よこしまな僕を打ちつけた
押さえ込まれた圧力を
微動だにしないとどろきは
伝説の竜を引き連れて
光と音を投げつけながら
地上に衝撃を与える
身が震えるほどのはげしさで
鼓膜が爆発する
圧倒される自然の驚異に
僕は叫びを上げながら
ダダイズムが胸のしんから
浸透する
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ミカン

2021-05-20 22:46:16 | 天秤の詩
僕はミカンを書いている
あのまあるいミカンさ
成熟してるかわからない
だから味もどうなんだか
とにかくミカンを書いている
コロコロころがるまあるいミカンを
ミカンは未熟な僕の思い出さ
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独女日記2

2021-05-20 22:33:41 | マイブック(た)
「独女日記2」
      藤堂志津子 著

エッセイ、ささやかな日々。
そうささやかな日々。
愛犬はなとの日々。
62歳のわたし。
年を経ておもうこと。
変わること、思い出。
そしてやっぱりはな。
すがすがしく、たのしく、
でもちょっぴりせつなく。
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