余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

無花果の花

2023-10-16 23:06:43 | マイブック(か)
「無花果の花」
      小池真理子 著

主人公新谷泉は、映画監督の夫の暴力から逃げるため、
隙をみて家を飛び出す。
手に持てる物身一つで、どこかもわからない所へと。
そしてまず生活するために必要な住む場所とお金。
そこへ住み込みの家政婦の募集が目に入る。
高齢の女性画家。
見詰めるているのは生きること。
生きていることを見詰め続ける。
自身の体を確かめながら。

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