「寂聴仏教塾」
瀬戸内寂聴 著
とても分かりやすく仏教というものを語ってくれる。
無神論者であるが、自身はなんとなく神をおもう。
祈りもするし、願いもする。
宗教とはなんであろうか。
人の拠り所とするもの、すがるもの、また遠く近くにあるもの。
読み進めるうち心身になんと纏っていたこと。
ブッタという存在もまた人として近くにある。
こんな言葉があることを記しておく。
生老病死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦。
色(しき)。
眼、耳、鼻、舌、身、意の六根。
色、声、香、味、触、法の六境。
見、聞、嗅、味、触、知の六識。
生きていくこと、そのただ只中で。