「森へ行きましょう」
川上弘美 著
パラレルワールド。
自分とは違う道をあるく、もう一人の自分。
留津とルツ。
0歳から60歳までの留津とルツを、
えがいている。
順どおりがここちよい。
いくつもの私、けれどその私は私をしらない。
それぞれちがう道を歩むその分岐点はどこにあるのだろう。
はじめから?どこの枝葉?
ちがうけれど出会う人はどこかに共通の接点があり、
それがすこし可笑しい。
森のなかをさ迷えば、どこかで私がいるのかも。
枝葉は分かれて、いく、いくとおりも。
パラレルワールドの作品といえばまず、
バックトゥザフューチャー!
好きな映画。
そしてインセプション、
べつの世界。
大好きな映画。