余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

さらされた

2021-09-04 21:19:17 | ウイルス時代(短歌)
さらされた
心にあった
わだかまりを
雨によって
少しく縮んで
  
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彼女に関する十二章

2021-09-04 09:06:26 | マイブック(な)
「彼女に関する十二章」
      中島京子 著

五十歳。聖子さん。
息子の勉は家を出て、夫の守と暮らしている。
守の仕事の関係で伊藤整の”女性に関する十二章”に
触れることになる。
60年前のこの本と今とを照らし合わせて、
考えをめぐらす。
パート仕事での人との出会い、手紙が来たことでの出会い、
息子や夫の会話、出来事から考察をからめていく。
聖子さんのユーモラスさがとても可愛かった。
ちええ。
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