おうちでラテアート・デザインカプチーノ

家庭用エスプレッソマシンを使ってラテアートします。コツ・雑感・写真など。

ミルクについてぼやく

2008-03-26 | ラテアート(ロゼッタ)


スチームミルクは空気を含んでいるわけで、
どんなに完璧に空気と液体を混ぜても、
時間がたてば空気は表面に浮かんでくるわけです。

ミルクをカップに注ぎ始めてから、何秒後かに
空気が表面に上がってきて「描ける」状態になります。
液体の表面が空気を含んだミルクで少し硬くなり、キャンパスの状態になります。
キャンパスが出来上がっていない段階で、
ミルクピッチャーを振っても、イメージ通りの模様は浮かびません。
またこの段階で液体の表面にクレマを残すことで、
コントラストの強いラテアートを描くことができます。

注ぎ始めから振りっぱなしにすると、一応それらしき絵柄は浮かびますが、
模様の美しさや、安定性は、狙って描いたものには及びません。

かといって振りはじめが遅すぎてもうまく描けません。
キャンパスが出来上がった状態の液面はフォームのおかげで、液体よりも硬くなっています。
この硬くなった状態の表面にミルクの流れで模様を描いていくわけですから、
ミルクの流れ自体にある程度の勢いが必要になります。
そうすると、ピッチャーを振り始めるときには勢いよく流れるだけの
ミルクの量が残っていることが必要なのです。

動画などで、バリスタが高いところから注ぎはじめて、
一定の段階でピッチャーを振り始めるのをご覧になったかたも多いと思います。
あの一連の動作は(バリスタ本人が意識しているかは別として)、
上述したミルクのイメージと一致します。




最近買ったデミタスカップ(90cc)にダブルロゼッタを描いてみました。
このサイズのカップでも、ミルクのコントロールができれば狙ってロゼッタを描くことができます。
こういう小さいカップは意識していないと、キャンパスが出来上がる前に注ぎ終わってしまいます。
私は小さいカップのときはミルクの状態によっては
途中で注ぐのをやめて、フォームが浮かんでくるのを待つことがあります。

長々と書き流してしまいました。
わかりやすさは捨てて、自分のメモ書きのつもりで書きました。
当然ですが、この長さでは伝えたいことのほんの一握りのことしか書けません。
舌ったらずなのは承知で、あえて書いてみました。そこらへんはどうかご理解を…

ツッコミ、補足、反論、大歓迎です!!
わかる、理解できない、自分と同じ、違う、そもそも理論がおかしいなど!!




こちらもよろしくお願いします。


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