栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

組織を一新できなかったYanase BMW

2012-04-05 09:02:53 | 視点
解せないのはヤナセが5年もかけて組織変革をできなかったことだ。

ある顧客はヤナセを次のように切り捨てた。

 「とにかくヤナセの営業マンはひどいもんですよ。売る時は散々いいことを言っていて、売った後は知らんふりですから。

冬、岡山に行っている時に後部座席のパワーウィンドーが下がったままで閉まらなくなったんです。

それで担当営業マンの携帯電話に電話を入れたけど留守電になって出ない。

取り敢えず電話をしてくれるようにメッセージを残しましたが、1時間待っても連絡がない。

会社にも電話をしたけどヤナセの定休日だったようで応答なし。

仕方ないからバルコム岡山に持ち込み修理をしてもらいました。

1年間の保証期間中だったので、その時立て替え払いをしたことを翌日営業担当のI下氏に電話して伝えましたが、『後から払うという例はないんですよね、困ったな』というだけですよ。

こちらは本人の携帯に電話し、メッセージまで残しているにもかかわらず、当日電話をしてこないばかりか、翌日もこちらから電話をして初めて出るのんきさですよ。

これでは客は離れますよ。

本人は板付支店の中古車販売から西支店に最近移ったようですが、その後、事後連絡もありません。

えっ、立て替え払いをした修理費はその後どうなったか?

 経過報告すらないんだから私が自払いしたままです。もうヤナセとは二度と付き合いたくないです」

 聞けばこの社員は富士モータース時代から在籍している社員らしい。

こういう社員ばかり抱えているようでは売り上げ数字が上がらないのは納得できる


           (以下 略)


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