中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。
栗野的視点(Kurino's viewpoint)
パソコンで火傷する。
ノートパソコンはやけどの危険性があるから要注意。
ノートパソコンはデスクトップと異なり、A4程度の大きさの中にすべての機能を収納させなければならないから、どうしても隙間がなくなり、空気の流れが悪くなる。
その上CPUは年々高速になり、熱を持ってくる。
ところがファンもデスクトップのように強力でないし、吸気と排気口がうまく開けられているものはいいが、大抵の場合排気口しか開けられてない。
そのため熱をうまく外に出せない。
というわけで、パームレストの下辺りが熱くなることが多い。
恐らくその下にCPUを配置しているのだろう。
ところで、いつ頃からパソコンが熱を持ちだしたのだろうか。
恐らくPentium2の頃からではないかと思う。
以前私が使っていたPentiumu2搭載マシーンはパームレストの部分が熱で変色したからそうだと思う。
それでもその頃はデスクトップ中心で、ノートを使用する割合は1/4ー1/5だったので、それほど困った記憶はない。
だが、現在のノート(Pentium3 700)に替えてからノートの割合が1/3、あるいは60%程度と逆転していた時期もあったので、熱くなると時々掌を水で冷やさなければならなかった。
低温やけどは非常に危険である。
高温の場合は「アツー」と一瞬で離すからむしろ被害は少ないが、低温の場合は多少熱を持っているなぐらいの感覚で、そのまま接し続けるから気が付いた時には細胞組織が奥まで破壊されている。
むしろ危険性は高温やけどより低温やけどの方が高いのだ。
私は10代の頃にアンカで足に低温やけどをしたことがある。その時は大きな水疱が出来たが、本人にも周囲にもやけどという意識がないからきちんとした手当をしない。
そのため治りも悪いし、治っても後々までやけどの跡が醜く残る。
パソコンの場合は掌の組織がやられ、ひどい時は感覚障害になったりするので要注意だ。
では、低温やけどを防ぐ手だてはあるのか。
一番いいのは長時間ノートパソコンの上に掌を置かないことだ。
私の場合はノートパソコンの下に放熱シートを敷き、熱を貯めないようにすると同時に、パームレストの部分にゲルでできたパッドを置き、その上に掌を載せ、直接パソコンの筐体に皮膚が触れないようにしている。
それでもゲルを通して熱が伝わってくるから、90分以上はノートパソコンを使わないようにしている。
放熱シートは低温やけど対策というより高熱によるCPUの暴走防止目的で売られているもので、低温やけどの防止という意味ではあまり役に立たない。
対策3はCPUに負荷をかけるような仕事を長時間しないことだ。
例えばCD-ROMをブンブン回すとかいろんなソフトを一度に開いて使用するとか。
どれもこれもあまり有効な手だてはいえない。
最も有効な手だては時々水で掌を冷やすことかもしれない。
いまやパソコンで最大の問題は熱対策になりつつある。
特にPentium4になってからは熱対策はCPUの暴走を防ぐために非常に重要になっている。もはや空冷ファンではCPUのオーバーヒートを防ぐことが出来ず、車並みに水冷ラジエーターが売られ出した。
それでもまだデスクトップは内部に空間があるから、風の通り道さえきちんと作ればいいが、ノートの場合は空間がない上に通風ができないので、どうしても熱が内部に籠もり、その分高熱になる。
となるとノートには高速CPU、高機能、多機能を求めない方がいいのかしれない。
だが、省スペースの問題からオフィスでもノートが中心になりつつある。
ということは、今後、ノートパソコンによる低温やけどが社会問題になるかもしれない。
パソコンメーカーも低温やけどの危険性を謳ってないから、製造者責任を問われることになるのではないか。
ともあれ皆さん、パソコンに限らず火遊び、おっと違った「やけど」には努々(ゆ
めゆめ)ご注意を!
ノートパソコンはデスクトップと異なり、A4程度の大きさの中にすべての機能を収納させなければならないから、どうしても隙間がなくなり、空気の流れが悪くなる。
その上CPUは年々高速になり、熱を持ってくる。
ところがファンもデスクトップのように強力でないし、吸気と排気口がうまく開けられているものはいいが、大抵の場合排気口しか開けられてない。
そのため熱をうまく外に出せない。
というわけで、パームレストの下辺りが熱くなることが多い。
恐らくその下にCPUを配置しているのだろう。
ところで、いつ頃からパソコンが熱を持ちだしたのだろうか。
恐らくPentium2の頃からではないかと思う。
以前私が使っていたPentiumu2搭載マシーンはパームレストの部分が熱で変色したからそうだと思う。
それでもその頃はデスクトップ中心で、ノートを使用する割合は1/4ー1/5だったので、それほど困った記憶はない。
だが、現在のノート(Pentium3 700)に替えてからノートの割合が1/3、あるいは60%程度と逆転していた時期もあったので、熱くなると時々掌を水で冷やさなければならなかった。
低温やけどは非常に危険である。
高温の場合は「アツー」と一瞬で離すからむしろ被害は少ないが、低温の場合は多少熱を持っているなぐらいの感覚で、そのまま接し続けるから気が付いた時には細胞組織が奥まで破壊されている。
むしろ危険性は高温やけどより低温やけどの方が高いのだ。
私は10代の頃にアンカで足に低温やけどをしたことがある。その時は大きな水疱が出来たが、本人にも周囲にもやけどという意識がないからきちんとした手当をしない。
そのため治りも悪いし、治っても後々までやけどの跡が醜く残る。
パソコンの場合は掌の組織がやられ、ひどい時は感覚障害になったりするので要注意だ。
では、低温やけどを防ぐ手だてはあるのか。
一番いいのは長時間ノートパソコンの上に掌を置かないことだ。
私の場合はノートパソコンの下に放熱シートを敷き、熱を貯めないようにすると同時に、パームレストの部分にゲルでできたパッドを置き、その上に掌を載せ、直接パソコンの筐体に皮膚が触れないようにしている。
それでもゲルを通して熱が伝わってくるから、90分以上はノートパソコンを使わないようにしている。
放熱シートは低温やけど対策というより高熱によるCPUの暴走防止目的で売られているもので、低温やけどの防止という意味ではあまり役に立たない。
対策3はCPUに負荷をかけるような仕事を長時間しないことだ。
例えばCD-ROMをブンブン回すとかいろんなソフトを一度に開いて使用するとか。
どれもこれもあまり有効な手だてはいえない。
最も有効な手だては時々水で掌を冷やすことかもしれない。
いまやパソコンで最大の問題は熱対策になりつつある。
特にPentium4になってからは熱対策はCPUの暴走を防ぐために非常に重要になっている。もはや空冷ファンではCPUのオーバーヒートを防ぐことが出来ず、車並みに水冷ラジエーターが売られ出した。
それでもまだデスクトップは内部に空間があるから、風の通り道さえきちんと作ればいいが、ノートの場合は空間がない上に通風ができないので、どうしても熱が内部に籠もり、その分高熱になる。
となるとノートには高速CPU、高機能、多機能を求めない方がいいのかしれない。
だが、省スペースの問題からオフィスでもノートが中心になりつつある。
ということは、今後、ノートパソコンによる低温やけどが社会問題になるかもしれない。
パソコンメーカーも低温やけどの危険性を謳ってないから、製造者責任を問われることになるのではないか。
ともあれ皆さん、パソコンに限らず火遊び、おっと違った「やけど」には努々(ゆ
めゆめ)ご注意を!
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