ようやく来ることができた。
名酒場の誉れ高い月島の「岸田屋」。
その名声は、もはやわざわざ説明するまでもない。
実は今回、初めて暖簾をくぐったのである。これまでも何回か店の前を通り過ぎたことはあったが、どうにも敷居が高い。結局、今日に至るのである。
ビッグサイトからの帰り道、豊洲にいい酒場はないし、それならちょっと歩いてみたら、月島に出てしまったのだ。それなら思い切って、長年の課題だった「 . . . 本文を読む
「佐世保バーガー」を仕入れて、腰をおろせる場所を探していたら、ノンアルコールビールを売るキッチンカーを発見し、反射的に列に並んだ。
ドイツソーセージのキッチンカー。
なんだかクルマの車体がやたらとでかい。これ、マイクロバスじゃないだろうか。
そんな、キッチンカーは見たことがない。もちろん、「キッチンカーさすらい」史上最大。それも興味があって列に並ぶ。
店員さんも多くて、これペイできるの . . . 本文を読む
4年ぶりに開催された某自動車ショーに出かけた。
本当はプレスデイに行く予定だったのが、仕事が終わらず不本意ながら、一般公開日での入場。激混みの中、見学した。特に何かの仕事の取材ではないので、気楽に見た。
展示棟から隣の棟に移る際、何台かのキッチンカーが止まっている。パンフレットを見ると、ご当地グルメのグルメキングダムという催しをやっているらしい。
それはもう心が踊る。
いろいろなキッチンカ . . . 本文を読む
小樽の兄貴からいただいたお土産、小樽サブレ「マロンコロン」という焼き菓子は小樽の老舗洋菓子メーカー、「あまとう」が製造する。
「あまとう」、いかにもスイーツ屋さんらしい社名。この会社、昭和4年の創業というから、老舗中の老舗だ。100年企業ももう目前である。
その「マロンコロン」は昭和35年に開発された同社の主力商品である。この当時から、この重量感のあるスイーツは恐らく高級品だったと思われるのだ . . . 本文を読む
「ソルト」を出て、中華の「大陸」に向かった。
でも、まだ飲み足りない。やっぱ「ホッピー」をもう一本飲みたい気分。
「ホッピー」が飲める中華「来来」はすぐ近くだが、あそこは「日高」だからパス。ならば、もう東十条に行くしかない。
いつもの店、「土鍋・大餃子」。
この月、4度目。ということは週一で通っていることになる。
お店はやや混んでいて、奥の間には行けず、入口側の2人掛けテーブル席へ。
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赤羽で打ち合わせが終わり、「ソルト」へ。
赤羽の立ち飲みは、もうここ一択。
ただ、今回が4回目だけど。
初めて来た時、酒も肴も、そして人も全て良くて魅了された。ところが、次に来た時はなんとも楽しくなかった。そして3回目は、これまた楽しかった。さて、今回はどうか。
17:20にお店到着。まだ店内には2,3人の客しかいなかったが、指定されたポジションが入口手前のカウンター。なんだか嫌な予感がし . . . 本文を読む
5月12日(日)スターバックスコーヒーの「サイレンブレンド」とPascoのバターロールなど/いなりずしとたこの酢の物
こんにちは。
水上勉「五番町夕霧楼」の話題を書きました。
鳳閣寺(金閣寺)放火犯の幼馴染である夕子の物語です。基本的にはフィクションだと思うのですが(水上勉はノンフィクション版も書いている)、ただかなりノンフィクションに近い内容だとも思います。
一方、三島由紀夫の「金閣 . . . 本文を読む
京都の帰り道、娘から頼まれていた生八ツ橋を買った。実はちょっと前に、息子が生八ツ橋を土産に買ってきたんだけど、娘は食いはぐれたようで。
「また買ってきて」となった。
実は自分、生八ツ橋があまり好きではない。なんでシナモンかなぁ。不思議なスイーツ。でも、娘に頼まれたのだから、仕方ない。買って帰るか。
新幹線駅のキオスクで生八ツ橋を探していたら、こないだ息子が買ってきた生八ツ橋と同じものがあった . . . 本文を読む
トレッキングを終え、下界へと戻る。
楽しい山登りだった。
人は緑を吸収しないと萎んでいくのだと思う。都会でデジタルな生活をしていくと、いつしか自然由来の成分が枯渇し、砂漠のようになる。睡眠障害はその最たる例である。人は自然に帰るべきなのだ。
楽しい時間もあっという間に終わり、翁とふりぃまん師とも別れの時間が来た。東京へ、日常へ帰らなければならない。
ただ、京都駅に行く前に、ちょっと喉を潤し . . . 本文を読む
雲母坂をさらに歩を進めていくと現れたのが、「千種忠顕卿戦死之地」と刻まれた巨大な碑。何もない木立の中に突如現れる高さ2m95cmの石碑。正直怖い。
もし、肝試しでこの「千種忠顕卿戦死之地」の碑に行けとなったら確実に行けない。しかも、昼間なのに、何故か漂う妖気。真昼間でも充分怖い。
千種忠顕。
南北朝の時代において、南朝の後醍醐天皇に仕えた武将である。結城親光、名和長年、楠木正成、そして千 . . . 本文を読む