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居酒屋さすらい 0488 - 『いこい』のDNAを受け継ぐ店 - 「立ち飲み 晩杯屋」(品川区小山)

2011-11-16 00:26:03 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋
親戚の引越しの手伝いをしているさなか、片付けを終えて、いざ引越し先に向かったのだが、もうムサコも来ることはないかなと思い、居酒屋密集地帯を通って駅へ出ようとした。
しかし、そこでわたしは、昼間から営業している立ち飲み屋を発見してしまったのである。
ちょうど「鳥勇」の裏手あたり、この辺は以前からクサイと感じていたものである。そうしたら発見してしまったのが、ログハウス風のお店。看板は出ていない。
狭いのだが、見ると多くの客で賑わっているようだ。
わたしは一瞬躊躇した。今、引っ越しを手伝っているさなかにまさか立ち飲み屋に行っちゃっていいのかと。
だが、この好機を逃したら、もうしばらくムサコには来ないだろうとも思った。

わたしは意を決して店に敢然と立ち向かった。
店は満員だった。だが、無理して空けてもらい、ようやくわたしは居場所を確保することができた。
まずは、生ビール。
キリンの一番搾りとは、これまた気が利く。
お店は変わった造りだった。カウンターを挟んで厨房が2つあるのだ。だから、その厨房に挟まれたカウンターにいると前後から酒肴が出てくることになる。

肴はかなり安く、立ち飲み屋の風情は抜群。
おしゃれ系の店が多くなってきた昨今にあって、安くうまく飲める立ち飲み屋は意外と少ないことに気がつく。

ふとした貼り紙に気がついた。
ここのマスターは赤羽の「いこい」で修行してきたとのこと。道理で。安いわけだよ。

つまみに「ごぼうサラダ」を頼む。
肴の中心は100円台。例えば、「かます丸干し」(130円)、「しめ鯖」(150円)、「煮込み」も150円だ。これだよ、やっぱ、立ち飲みの醍醐味は。
そして、「いこい」のスピリットをしっかりと受け継いでいるという。素晴らしいゼ。
そして、おでんも2点で150円。
なんともはや、実に財布に優しいお店なのだ。

「ウメ割」という飲み物が気になった。
わたしはてっきり立石の「江戸ッ子」にあるあの「ウメ割」をイメージしていたが、実際は違った。梅酒の焼酎割が出てきた。
これには、少しがっかり。
現在はよくみると「天羽の梅ハイボール」(280円)という飲み物があるみたい。しかし、この小山で下町風の酎ハイが飲めるというのも幸せなものである。

また再訪問したいもんだが、今度はいつになることやら、大学の同期が住む街だから、彼と一緒に行ってみるのもいいかもしれない。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほー (怪鳥)
2011-11-17 09:04:33
今度行ってみようっと!
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Unknown (熊猫刑事)
2011-11-17 16:22:56
次回のホピ研、ここでやりますか?
返信する
Unknown (Unknown)
2011-11-18 09:45:24
立ち飲み 晩杯屋何度か行きました、近くの『牛太郎』も昔はよく行った店です。

ところで今年のボジョレーヌボーは如何ですか?
私は昨日東京八重洲のホテルで数種類のヌボーをビュッフェでガブ飲みしました(笑)

毎年美味しいワインだと思ったことはないけど、まあお祭りですからね~。
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Unknown (熊猫刑事)
2011-11-18 14:05:57
「牛太郎」行ったことないんですよ。是非、いろいろご指南ください。

ボジョレーはお付き合いのある酒屋さんの主催のものに出かけました。
97年から順々に飲んで、0時に今年のものを飲みましたが、一番良かったです。
けっこう濃かったという印象です。

わたしもガブ飲みしました。
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