
最近、ホルモンブームに乗って、様々なホルモン屋さんが誕生しているようだ。それも炭火七輪で自ら焼くBBQスタイルの飲み屋さん。
この「情熱ホルモン」もめっきり増えてきたチェーン店である。初めて、この店を見たのが池袋。その華美な店頭に辟易しながら、店の前を通り過ぎたっけ。
まさか、その「情熱ホルモン」に行くとはゆめゆめ思っていなかった。
やむをえぬ事情、と言っておこうか。仕方なくと言ってしまおうか。
新宿の、しかもしょんべん横丁の「情熱ホルモン」に入ることになった。
このアンモニア臭い一角に派手な電灯がチカチカしている店が入居するなんて。絶対いけないと思う。ここはいつだって、流れ者の聖地であってほしいと思うのだ。
ともあれ、その「情熱ホルモン」へと入る。
まずは生ビール(514円)と「カクテキ」(304円)、「チョレギサラダ」(409円)、「ホルモン」(409円)を頼む。
生ビールはスーパードライ。まぁ、仕方ないか。
しかし、このビールの値段、けっこう高いよ。
普段300円台のビールに慣れているものだったら、これはちょっと法外だ。
しょんべん横丁って地代が高いのかな。他の店もけっこう高いと思う。「岐阜屋」以外は。
女性を虜にした点が今のホルモンブームを作っていると思う。その火付け役となった「悶々ホルモン」を著した佐藤和歌子さん。この「悶々」の対極にあるのが「情熱」か。
だが、この店の何が、或いはどこが情熱なのか、おっさんにはよく分からない。
店員さんの姿勢か。
いやいや、お世辞にも情熱的とはいえない。
それならば、「アントニオ猪木酒場」の方が断然弾けていた。
七輪の網の上に「ホルモン」を乗せる。
いわゆる「塩ダレ」と呼ばれる「ホルモン」が艶かしくとも、テラテラと鈍く光る。
う~ん、いいんじゃない?
我々日本人は「牛角」によって、店で味わうBBQ文化という快楽を知ってしまった。
平生、焼肉が好きな国民ではあったが、炭火でしかも七輪で焼くという快感を知ってしまってからは、焼肉とは、常にこの炭火七輪が代名詞的な存在となった。
網の上で展開されるドラマ。
肉汁が落ち、それが真っ赤に燃えた炭におちて、また新たな炎を生む。
これがなんともいえないひとときである。
よく、「ホルモン」は念入りに焼くというのが鉄則のようだが、わたしはそう思わない。むしろレアくらいがいいのではないか、と思うのである。
そのレアなホルモンをタレにつけて、口に運ぶ。悪くないじゃん。
そして、ビール。
肉、ビール、肉、肉、ビールという運動をしばらく続ける。
注文したのは、「豚トロ」(409円)、「シロ」(304円)、「コブクロ」(409円)、ギアラ(409円)、ハツ(409円)、レバー(409円)、タン(514円)、「シビレ」(514円)と、もうホルモンのオンパレード。
単価そのものは安いが、如何せん内容量が少ないと感じる。NETで200gかなと。
ビールをやっつけた後は、ホッピーに。
外が367円、中は157円。合計(つまり「ホッピーセット」ね)524円はやっぱり」ちょっと高い。
だがだが、やっぱりホッピーはホルモンとの相性は抜群だな。
その後、聞きなれないホルモンに挑戦してみた。
「コリコリ」(409円)、「ハナハナ」(304円)だって?インドネシア語みたいだ。
「ツラミ」(504円)って何だよ。された恨みつらみを晴らすとでもいうのか?
もうあらゆる部位を食べつくすって感じ。
でね、これだけ食べると、さすがに会計は1万円を超えるわけ。
なんか、安いっていうイメージがあるけれど、全然そんなことないんだよね。
そんで、結局何が「情熱」なのか、やっぱり分からなかったんだな、これが。
この「情熱ホルモン」もめっきり増えてきたチェーン店である。初めて、この店を見たのが池袋。その華美な店頭に辟易しながら、店の前を通り過ぎたっけ。
まさか、その「情熱ホルモン」に行くとはゆめゆめ思っていなかった。
やむをえぬ事情、と言っておこうか。仕方なくと言ってしまおうか。
新宿の、しかもしょんべん横丁の「情熱ホルモン」に入ることになった。
このアンモニア臭い一角に派手な電灯がチカチカしている店が入居するなんて。絶対いけないと思う。ここはいつだって、流れ者の聖地であってほしいと思うのだ。
ともあれ、その「情熱ホルモン」へと入る。
まずは生ビール(514円)と「カクテキ」(304円)、「チョレギサラダ」(409円)、「ホルモン」(409円)を頼む。
生ビールはスーパードライ。まぁ、仕方ないか。
しかし、このビールの値段、けっこう高いよ。
普段300円台のビールに慣れているものだったら、これはちょっと法外だ。
しょんべん横丁って地代が高いのかな。他の店もけっこう高いと思う。「岐阜屋」以外は。
女性を虜にした点が今のホルモンブームを作っていると思う。その火付け役となった「悶々ホルモン」を著した佐藤和歌子さん。この「悶々」の対極にあるのが「情熱」か。
だが、この店の何が、或いはどこが情熱なのか、おっさんにはよく分からない。
店員さんの姿勢か。
いやいや、お世辞にも情熱的とはいえない。
それならば、「アントニオ猪木酒場」の方が断然弾けていた。
七輪の網の上に「ホルモン」を乗せる。
いわゆる「塩ダレ」と呼ばれる「ホルモン」が艶かしくとも、テラテラと鈍く光る。
う~ん、いいんじゃない?
我々日本人は「牛角」によって、店で味わうBBQ文化という快楽を知ってしまった。
平生、焼肉が好きな国民ではあったが、炭火でしかも七輪で焼くという快感を知ってしまってからは、焼肉とは、常にこの炭火七輪が代名詞的な存在となった。
網の上で展開されるドラマ。
肉汁が落ち、それが真っ赤に燃えた炭におちて、また新たな炎を生む。
これがなんともいえないひとときである。
よく、「ホルモン」は念入りに焼くというのが鉄則のようだが、わたしはそう思わない。むしろレアくらいがいいのではないか、と思うのである。
そのレアなホルモンをタレにつけて、口に運ぶ。悪くないじゃん。
そして、ビール。
肉、ビール、肉、肉、ビールという運動をしばらく続ける。
注文したのは、「豚トロ」(409円)、「シロ」(304円)、「コブクロ」(409円)、ギアラ(409円)、ハツ(409円)、レバー(409円)、タン(514円)、「シビレ」(514円)と、もうホルモンのオンパレード。
単価そのものは安いが、如何せん内容量が少ないと感じる。NETで200gかなと。
ビールをやっつけた後は、ホッピーに。
外が367円、中は157円。合計(つまり「ホッピーセット」ね)524円はやっぱり」ちょっと高い。
だがだが、やっぱりホッピーはホルモンとの相性は抜群だな。
その後、聞きなれないホルモンに挑戦してみた。
「コリコリ」(409円)、「ハナハナ」(304円)だって?インドネシア語みたいだ。
「ツラミ」(504円)って何だよ。された恨みつらみを晴らすとでもいうのか?
もうあらゆる部位を食べつくすって感じ。
でね、これだけ食べると、さすがに会計は1万円を超えるわけ。
なんか、安いっていうイメージがあるけれど、全然そんなことないんだよね。
そんで、結局何が「情熱」なのか、やっぱり分からなかったんだな、これが。
って言うか昨今のホルモン、狂牛病発生以降、海外からの輸入物が入ってきていないのか、国内産のものが多い為か、肉屋さんとかで買っても高いよね。
それとも、ホルモンに人気が出たから、需要と供給の関係で高騰してるのかなあ?
物によっては普通の赤身の牛肉より、高いのなんかもあるもんね。ホルモンといえばお安いという感覚のあるおっさんには、昨今のホルモン価格高騰は驚きだよ。
まあ、国産であれば、安全・安心な肉ではあるんだろうけどね。
しかし、このホルモンメニューのラインナップで1万円超えるって、酒飲み過ぎなんじゃないか師よ!
遅くまでハードに勉学にも勤しんでいるようだし、体には気をつけろよ、師よ。
という諺があるように、安いホルモンもいっぱい食べれば、1万円を超えるんだよ。
決して、酒をいっぱい飲んでいるわけではない。
心配してくれてありがとう、師よ。
あぁ、師のいきつけの焼肉屋でせんまい食べたいなぁ。あの店、マジでうまかったよ。