
さみぃはずだゼ。
せっかく紹興酒で温まった体冷えちまわぁ。
栄町をほっつき歩いているとたんに、雪がひどくなってくるなんて。
そうそう1年前も雪が降ったなぁ。
名古屋の盛り場に降る雪を見ながら、ついついそんな記憶がフラッシュバックしていくゼ。
親愛なる友、鬼飛師と下呂温泉に行き、宿の仲居のおばちゃんがママを務めるスナックを出ると一面の雪化粧になっていたことを。そして、オレたちは、ママからタオルを借りて、宿の帰路にある混浴露天風呂噴泉地で温まったことを。
時刻はすでに夜中の2時近く、しんしんと降る雪と湯煙が幻想的であったことを。
仕方ねぇ。
今晩の宿、クラウンホテルに戻ろうとしようか。
このホテル、名古屋市内で唯一の天然温泉があるという。
確かに、日本全国どこを掘っても、温泉が出るというがね。
やっぱり、天然温泉と聞くと、少し心は躍るね。
「三蔵温泉」という名のその温泉は、クラウンホテルの地下。
男女それぞれ異なる浴場で時間によって入れ替わる。
泉質は単純温泉 と記されており、効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、という。
浴場はかなり広いし、湯船も8~10畳くらいはありそうな広さ。
出張で宿泊するホテルには、こうした施設はほとんどなく、こうした広い浴室があるだけでも、心が和む。
お湯はコーヒー色。
東京の区内にある天然温泉も大抵はこの色。
やはり、地下深く掘ると、こういう水が出てくるのかねぇ。
特にぬるぬる感は感じられないが、オレの疲れきった肝臓にじわじわと効いているようだ。
湯温は41℃くらいか。
熱くもなく、ぬるくもなく。
当然ながら、加温しているはずだ。
しかし、この燃料高では、お風呂事業も厳しいんだろうな。
クラウンホテルの宿泊客は当然フリー。もちろん、日帰りの入浴も可能で、その場合料金は1,400円。
まぁ、妥当なところだね。
しかし、気になることがひとつ。
ホテルの案内のリーフレットに書かれた温泉の紹介欄にはこう書かれている。
「当ホテルの大浴場および露天風呂は、全て100%天然温泉(加温・掛流し式)です」
掛流し?
え?
そうだっけ?
確かに、お湯が湯船から溢れているようにも見えるが、それは人の出入りによって溢れ出ているように見えるけれど。しかし、いつもお湯をギリギリまで張っていられるってことは、微妙に掛流しなのだろうか。
翌朝も早朝より入浴して、もう一度確かめたけれど、その真相は分からなかった。
しかし、雪で凍えた体をほぐしてくれて、そして疲れた内臓にじんわりと温泉成分(少ししかないのだろうが)を沁みこませ、何よりも疲れきった心身を癒してくれたのだから、なにはともあれいいお湯だったということですゼ!
※過去の「温泉放浪記」
NO.01
NO.02
せっかく紹興酒で温まった体冷えちまわぁ。
栄町をほっつき歩いているとたんに、雪がひどくなってくるなんて。
そうそう1年前も雪が降ったなぁ。
名古屋の盛り場に降る雪を見ながら、ついついそんな記憶がフラッシュバックしていくゼ。
親愛なる友、鬼飛師と下呂温泉に行き、宿の仲居のおばちゃんがママを務めるスナックを出ると一面の雪化粧になっていたことを。そして、オレたちは、ママからタオルを借りて、宿の帰路にある混浴露天風呂噴泉地で温まったことを。
時刻はすでに夜中の2時近く、しんしんと降る雪と湯煙が幻想的であったことを。
仕方ねぇ。
今晩の宿、クラウンホテルに戻ろうとしようか。
このホテル、名古屋市内で唯一の天然温泉があるという。
確かに、日本全国どこを掘っても、温泉が出るというがね。
やっぱり、天然温泉と聞くと、少し心は躍るね。
「三蔵温泉」という名のその温泉は、クラウンホテルの地下。
男女それぞれ異なる浴場で時間によって入れ替わる。
泉質は単純温泉 と記されており、効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、という。
浴場はかなり広いし、湯船も8~10畳くらいはありそうな広さ。
出張で宿泊するホテルには、こうした施設はほとんどなく、こうした広い浴室があるだけでも、心が和む。
お湯はコーヒー色。
東京の区内にある天然温泉も大抵はこの色。
やはり、地下深く掘ると、こういう水が出てくるのかねぇ。
特にぬるぬる感は感じられないが、オレの疲れきった肝臓にじわじわと効いているようだ。
湯温は41℃くらいか。
熱くもなく、ぬるくもなく。
当然ながら、加温しているはずだ。
しかし、この燃料高では、お風呂事業も厳しいんだろうな。
クラウンホテルの宿泊客は当然フリー。もちろん、日帰りの入浴も可能で、その場合料金は1,400円。
まぁ、妥当なところだね。
しかし、気になることがひとつ。
ホテルの案内のリーフレットに書かれた温泉の紹介欄にはこう書かれている。
「当ホテルの大浴場および露天風呂は、全て100%天然温泉(加温・掛流し式)です」
掛流し?
え?
そうだっけ?
確かに、お湯が湯船から溢れているようにも見えるが、それは人の出入りによって溢れ出ているように見えるけれど。しかし、いつもお湯をギリギリまで張っていられるってことは、微妙に掛流しなのだろうか。
翌朝も早朝より入浴して、もう一度確かめたけれど、その真相は分からなかった。
しかし、雪で凍えた体をほぐしてくれて、そして疲れた内臓にじんわりと温泉成分(少ししかないのだろうが)を沁みこませ、何よりも疲れきった心身を癒してくれたのだから、なにはともあれいいお湯だったということですゼ!
※過去の「温泉放浪記」
NO.01
NO.02
三蔵温泉
温度 24.1℃(鉱泉)
湧出量 毎分69.0リットル
利用状況 循環・加熱・消毒付
大体こんな感じのようで、残念ながら師よ、若干オーバーフローはしているようだが、(実はオーバーフローしつつ、それを再度循環させているパターンもあるんだ。)掛け流しではないようだね。
なお、温泉の色が茶褐色系になる場合は、鉄分が含まれているパターンだね。ヌルヌル感のある美人の湯系温泉の場合は重曹が含有されていることが多いよ。
さて、そんな街中で鉄分系温泉(正確には鉱泉)には入れるここ、三蔵温泉日帰り温泉利用の場合なんとこんな特典が!!
特典 ◆フェイスタオル、バスタオルの貸出し
◆1,000円分(500円×2)の飲食券付き
(館内のレストラン、ラウンジにてご利用いただけます)
実質温泉料金400円!!こりゃ中々のマーケティング戦略ですな。
ただ、この安さに乗ってビール&つまみを頼んだりすると、気持ち良く飲食券代をオーバーしていくんでしょうが、このサービスの心意気に乗って使う分には全然オッケーかなと・・・。
なお最近の俺は、その風呂で本人が癒されれば、それが温泉であれ鉱泉であれ、水道水であれ、家の風呂であれ、いい風呂タイムではないかと思うんだ師よ。
だから師はこの時、いい温泉に入ったんだよやっぱし。
よくぞここまで調べてくれた。
素晴らしい!
そして、けっこうタメになるねぇ、師のうんちく。
若干、オーバーフローしているなら「掛け流し」と言ってもあながち間違いではないね。
やっぱり、風呂が広いとそれだけでリラックスできるよ。