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喫茶さすらい 130 - 打ち合わせ - 「スターバックスコーヒー 東京駅八重洲南口店」(中央区八重洲)

2023-03-17 07:04:21 | 喫茶さすらい

S社の依頼で京橋へ。某社への企画に携わる目的で東京営業所を訪問した。対応していただいた年配の男性を見た時、「どこかで会ったことあるな」と直感的に思ったが、こういう感覚はよくあるし、気にも留めずに1時間半のミーティングをした。話しが終盤になり、参加者がリラックスした時、昔の話しになった。ご年配のスタッフが、以前自分と会ったことがあると言った。

「やっぱりそうでしたか」と自分もその感覚を説明したが、どこでお目にかかったか、思い出せない。すると男性は「確か・・・」と切り出し、その時のシチュエーションを説明した。それはもう23年も前のことだった。

「髪を後ろで束ねていて」。

よくそんなことまで覚えているなと思うほど、彼は克明に説明してみせた。そのうち、自分も思いだした。場所は蒲田の事務所。この方は、直接本を購入しに来訪された。世の中、こんな再会もあるんだなと胸がいっぱいになった。

打ち合わせは和やかな雰囲気で終わった。

その後、S社とミーティングすることになった。そこにたまたまスタバがあった。この辺りは再開発真っ只中。来る度に街の表情が変わる。

正直なところ、自分はスタバが好きではない。そもそものコーヒーがおいしくないからだ。いや、多分好みの問題だと思うけど、ローストが深すぎてくどい。家にスタバの豆があるが、はっきり言えば、豆は粗悪品。それを高い金額で売りつけている訳だから、自分はスタバを悪徳企業と思っている。そのブランド力に騙されている方も悪いのだが。

ともあれ、スタバにて打ち合わせを行った。

S社とは月に2回程度のミーティングを行う。いや、打ち合わせといってもガチガチのものではなく、かなり緩い。

「なんかすぐにページが埋まりそうなテーマはないか」。

「○○だったら、書けますよ」。

そんなノリだ。

昨年、S社から別の出版社に移籍したYちゃんとの打ち合わせは、もう少し形式ばる。その癖、要領を得ない。人によって、打ち合わせのアプローチは全く違うし、その結果も大きく異なることを実感する。

この場で決まった企画のページは自分としてはよく出来た小特集になったと自負している。こないだビッグサイトで開催された業界の展示会で行われたセミナーで、自分の3つ前の席に座っていた人が熱心に何かを読んでいて、何を読んでいるのかと眺めていたら、どっかで見たことあるグラフが見えて、もしやと思ったら、自分が書いた記事だった。情報誌としての読み物として、柱になり得る内容だと自負している。S社の「何かない?」に応えるには十分だと思う。もし、Yちゃんが、こういう切り出し方で、「今の時流に相応しい記事書いてほしい」と頼んでくれたら、Yちゃんの方に書いたと思うのだが、Yちゃんにはそういう才覚もなければ、発想もない。かといって、こっちから安く売り込みする必要もないし。

スタバの店内はコーヒーのアロマの香りで満たされていた。コーヒーはおいしくないが、店内の雰囲気はいい。だから、打ち合わせのアイデアもすぐに閃くし、決まるのも円滑だ。Yちゃんとの打ち合わせで喫茶店を利用したことってなかったなと思う。その違いはどこから来ているのかとふと思ったけど、そんなこと考えても仕方ないしとすぐに思考するのをやめた。

さて、これから甲府だ。

夕方に一本だけ、東京発の「あずさ」があり、それに乗って戦いに出なければならない。今年序盤の大一番に。

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