草野球チームの監督のクルマに乗せられて小岩の街を駅に向けて走っていたときには、確かに確認できた。
その銭湯の壁には大きな字でこのようなことが書かれていたのである。
「鉄道模型が走る銭湯」。
そうか、以前夕方のニュースでNゲージの巨大なジオラマがある銭湯を紹介していたっけ。その銭湯がこの街にはあるのか。
そんなワクワク感を胸に、小岩駅で降り、元来た道を徒歩で戻ってみると、何故か着いた銭湯は、さっきとは全然様相の異なるお風呂屋だった。
さほど多くもない銭湯のはずなのだが、どこをどう歩けば、別の銭湯に辿り着くのか。おおいに不思議なのだが、これも何かの縁なのだろう。
導かれるように辿り着いたその銭湯の名前は「竹の湯」。煉瓦の壁がそれらしくもない、入口の自動ドアは濃いフィルムによって遮られ、ともすれば安いモーテルにも見えるその銭湯に入ってみたのである。
番台はフロント制。450円を支払って中に入る。
まだ5時前だから浴場にはほとんど人がいない。僅かに爺さんが一人いるだけだ。
ここの浴場は広く感じる。面積にして25坪弱くらいに見えるが、広く感じさせる理由はサウナがないからだろう。近年の銭湯は既存の設備にサウナを導入しているところが少なくない。集客が目的であろうが、この銭湯にはそれが見当たらないのだ。個人的にはその方が潔く見える。
しばらくすると、2人組の若い男達が入ってきた。年の頃は若干わたしより若く見える。彼らは浴場に入ると迷うことなく湯船に突き進んできた。銭湯に入ってたまに見かけるのだが、体を洗いもせず、湯船に突進してくる輩がいる。年齢に関係なく、いい歳をしたおっさんでもいるのだから質が悪い。
わたしは余程注意してやろうかと思ったのだが、小心のわたしはやり過ごした。
極めて質素な浴場だったが、ひとつだけ工夫していた点があった。
二槽あるうちのひとつが薬湯になっていたのだ。どうやら週替わりで内容が変わるらしい。
それにしても、お客の少ない風呂はいい。休日の銭湯は早い時間に行くことをお薦めしたい。浴場の窓からまだ夕方の光が射し込む中の風呂は実に気持ちがいいものである。
浴場も脱衣所も掃除が行き届いており、清潔。店主の人柄が分かる。
その銭湯の壁には大きな字でこのようなことが書かれていたのである。
「鉄道模型が走る銭湯」。
そうか、以前夕方のニュースでNゲージの巨大なジオラマがある銭湯を紹介していたっけ。その銭湯がこの街にはあるのか。
そんなワクワク感を胸に、小岩駅で降り、元来た道を徒歩で戻ってみると、何故か着いた銭湯は、さっきとは全然様相の異なるお風呂屋だった。
さほど多くもない銭湯のはずなのだが、どこをどう歩けば、別の銭湯に辿り着くのか。おおいに不思議なのだが、これも何かの縁なのだろう。
導かれるように辿り着いたその銭湯の名前は「竹の湯」。煉瓦の壁がそれらしくもない、入口の自動ドアは濃いフィルムによって遮られ、ともすれば安いモーテルにも見えるその銭湯に入ってみたのである。
番台はフロント制。450円を支払って中に入る。
まだ5時前だから浴場にはほとんど人がいない。僅かに爺さんが一人いるだけだ。
ここの浴場は広く感じる。面積にして25坪弱くらいに見えるが、広く感じさせる理由はサウナがないからだろう。近年の銭湯は既存の設備にサウナを導入しているところが少なくない。集客が目的であろうが、この銭湯にはそれが見当たらないのだ。個人的にはその方が潔く見える。
しばらくすると、2人組の若い男達が入ってきた。年の頃は若干わたしより若く見える。彼らは浴場に入ると迷うことなく湯船に突き進んできた。銭湯に入ってたまに見かけるのだが、体を洗いもせず、湯船に突進してくる輩がいる。年齢に関係なく、いい歳をしたおっさんでもいるのだから質が悪い。
わたしは余程注意してやろうかと思ったのだが、小心のわたしはやり過ごした。
極めて質素な浴場だったが、ひとつだけ工夫していた点があった。
二槽あるうちのひとつが薬湯になっていたのだ。どうやら週替わりで内容が変わるらしい。
それにしても、お客の少ない風呂はいい。休日の銭湯は早い時間に行くことをお薦めしたい。浴場の窓からまだ夕方の光が射し込む中の風呂は実に気持ちがいいものである。
浴場も脱衣所も掃除が行き届いており、清潔。店主の人柄が分かる。
http://portal.nifty.com/2007/12/24/a/
マニアックですな・・・。
そうそう、まさしくクルマの中から見た銭湯はこの外観だったよ。
鉄道模型好きがこうじてこうなったのだろうが、Nゲージ(Oゲージ)も高いからねぇ。
こりゃぁ、道楽だよね。
しかし、鉄道で行く温泉気分に浸れたら450円の入浴料は安い!
ありがとうございます。
弥芽仍さんは当て字とのこと。
どなたか、わたしのお知り合いの方でしょうか。
やがじょうさん?
うむむ、読めないです。
ともあれ、ありがとうございます。