
またまた、S和医大病院の帰り道。まだ、知らぬ立ち飲みがあるのではと、反則のネット検索。すると、駅前に酒屋系の立ち飲みが見つかった。
「伊豆田酒店」。
駅を降りて、Googleマップを頼りに、その辺りを探してみるが、一向に見つからない。地図を見ると、通りから、やや引っ込んでいるのが見てとれた。その一角の中に入る、通路があるはずだ。またもやグルリとそのブロックを回ってみたが、やはり分からない。もはやこれまでか、と思った時、道を見つけた。目立たない小道を。こんなの、初めての人は誰も分からないよ、というような。
その通路は15mほどもある長い小道だった。ただ、きれいな通路で、これから酒を飲むぞという心の準備にはちょうどいい通路だった。
店は角打ちという風情ではなかった。酒屋の片隅にあるコーナーではなく、完全に酒場として独立していた。シンプルでクールな空間だった。4つほどの丸いテーブルがあり、アナログのレコードが何枚か飾られている。お店の右側に業務用の冷蔵庫があり、たくさんの日本酒とクラフトビールのボトルがある。その品揃えはかなり壮観だ。
正面にはマスター。クラフトビールの樽生は4種類をオンタップ。
4種類のビールを全て覚えてないが、ボクが飲んだのは、富士桜高原麦酒の「ミュンヘンラガー」。一杯750円。多分1パイント。
お通しはにんじんと玉子をごま油で炒ったもの。これがなかなかうまい。ビールもお通しも最高だった。適度な苦味とパンチが効いてる。
2杯目は日本酒にした。
「辛い酒」をリクエストすると、マスターは一ノ蔵の「金龍」を薦めてくれた。
これがまた、素晴らしくおいしかった。すっきりとして、きりっ。うまい!
雰囲気はいい。落ち着いて酒が飲めるのもいい。マスターのこだわりがつまったお店なのだと思う。世田谷ベースならぬ、荏原台ベース。
冷蔵庫にありたけっけのクラフトビールがあったら、幸せだろうな。
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