
※緊急事態宣言が発出される前のエピソードです。
なんか、大勢で飲んだことが、もう遠い昔の出来事だったような気がする。研究会をリアルで行い、その後懇親会に流れる。記者たちと情報交換をして、酒を酌み交わす。そんな当たり前だったことがなくなって、もう随分経ったような気がする。今では、もう大勢で会食することが罪になってしまったし、飲みに出かけることすら、後ろ指指される時代にある。果たしてこの先、アフター5の暮らしは元に戻るのだろうか。
「モツ兵衛」の存在はずっと知っていた。Bザイに行く道すがら、ビルのテナントが入る看板に、店のロゴがあったからだ。このビル、昔はもっとテナントが入っていたが、今はもう本当に寂しいことになっている。「モツ兵衛」は地階にあって、外からお店を確認することはできず、どうせチェーン店ぽい雰囲気だろうと踏んでいたが、決してそんなことはなく、むしろシャレオツ気味ですらあった。店名は思い切り、バタくさいのだが。
お店の雰囲気だけでなく、つまみ各種も丁寧に作り込まれていて、それはまた新鮮な驚きであった。ただ、人は店名で決めちゃうこともあり、その点で「モツ兵衛」は損をしているような気はする。
田町の隠れ家的酒場である。
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