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居酒屋放浪記・月間アワード August

2009-04-01 12:05:00 | 居酒屋放浪記アワード

居酒屋放浪記NO.0219 - 泥酔 is あっ!Pain - 「バル デ ピンチョス」(千代田区神田多町)

居酒屋放浪記NO.0220 - 東京駅そばの名店 - 「立ち飲み処 呑うてんき」(中央区八重洲)

居酒屋放浪記NO.0221 - 有楽町バンコク - 「車屋」(千代田区有楽町)

居酒屋放浪記NO.0222 - 立錐の余地ない繁盛店 - 「新橋 やきとん」(港区新橋)

居酒屋放浪記NO.0223 - 市民球場と共に - 「広島 酒呑童子」(広島市中区)

居酒屋放浪記NO.0224 - アットホーム、か? - 「居酒屋 飛鳥」(北区王子)

居酒屋放浪記NO.0225 - 江戸の粋の現在地 - 「正一合の店 シンスケ」(文京区湯島)

居酒屋放浪記NO.0226 - 時間が止まった酒場1軒 - 「赤津加」(千代田区外神田)

居酒屋放浪記NO.0227 - 神田でモツといえば! - 「もつ焼専門店 カミヤ」(千代田区内神田)

居酒屋放浪記NO.0228 - まさにお父さん達の憩いの場 - 「立ち飲み いこい」(北区赤羽)

居酒屋放浪記NO.0229 - 『東京で一番安い店』を検証する- 「居酒屋 一休」(北区岸町)

居酒屋放浪記NO.0230 - 『南部』ではない。『秋田』だ- 「本家 南部百姓家」(台東区上野)

居酒屋放浪記NO.0231 - 『花はどこへ行った』- 「麺房亭/春雷亭」(横浜市中区)

居酒屋放浪記NO.0232 - 我が子たちへの手紙- 「丸一」(品川区小山)

居酒屋放浪記NO.0233 - 旅だちの一杯- 「CAFE ねんりん家」(大田区羽田空港)


やっと、やっと08年8月の居酒屋放浪を書き終えた。
どんどん原稿のアップが遅れており、醜態をさらしている。
 季節はもう春だが、なにしろ書いている内容が晩夏なので、読まれている方は「おや?」と思われるだろうが、早くリアルタイムに戻していこうと思うので、今のところはご勘弁願いたい。

 さて、8月の居酒屋訪問は全15件。テーマは「立ち飲みラリー」から重厚な本格居酒屋に変わった。
 そのラインナップも古典酒場あり、名店ありで、この月間アワードの選考も熾烈を極めることが予想されていた。

 したがって、今回の選考は非常に迷ったというのが本音である。そして、迷った挙げ句、それぞれのアワードに選ばれた顔ぶれをみて、「なんだ?本や雑誌に出ている面々と同じか」と思われるかたもいらっしゃるだろう。

 しかし、本アワードの選出のポイントは「また行きたい」「また食べてみたい」「非常に感銘を受けた」である。
 したがって、世間で名店と言われているお店にはやはりそうした雰囲気が自然に立ちのぼっているものである。それは、実際に店に行き、実際に酒を飲み、肴をつついてみたものでないと分からないのではないだろうか。
 
 
【煮込み・オブ・ザ・マンス】
 断然、圧倒的多数で赤津加の「鶏もつ煮込み」を挙げる。
 鶏の出汁がなんとも深いコクを与える一方、さっぱり感も口の中に覚える。雑煮が鶏出汁でとる関東人なら、この味に親近感を覚えるだろう。値段は800円で少々高いが、この値段に値する、いやそれ以上に価値の高い逸品だ。

【MV一品】
ぬた対決である。
シンスケの「ねぎぬた」と赤津加の「まぐろぬた」。洗練に洗練を重ねたシンスケのそれはもはや究極の「ぬた」かもしれない。
 一方、洗練さを保ちながらも肴としての野暮ったさを残しているのが赤津加の「まぐろぬた」だ。
 どちらが、素晴らしいか、と尋ねられたら、恐らく前者を挙げるだろう。
 だが、毎日でも食べられるか、といえば、そうではない。毎日食べても飽きないのは後者の方だ。
 金額はシンスケは750円であるのに対し、赤津加は「まぐろ」が入って780円。シンスケで「まぐろ」入りを食べると1,100円にもなる。金額的に見ても赤津加の勝ちだ!


【居酒屋部門】
 完全に「シンスケ」と「赤津加」のマッチレースの様相を呈してきた。8月は多くの店にうかがったにもかかわらず、この2店に対向できる店は見当たらなかったといえよう。
 さて、そのマッチアップの結果だが、「MV一品」で記したことをそのままなぞることになるので割愛する。一言で言えば「晴れ」の「シンスケ」に対し「大衆」の「赤津加」であろうか。
 軍配は「赤津加」にあげる。同店の「鶏もつ鍋」、そして「まぐろぬた」は毎日食べても飽きはこない!

【立ち飲み部門】
「呑うてんき」と「いこい」が最終選考まで残った。
 両店とも素晴らしい雰囲気で酔客を喜ばす術を知っている。
 どちらともタイプが異なっており、一概にどちらが「いい」とは決めつけられないのだ。
 あとは好みの問題である。
 結局「また行きたい!」「毎日でも通いたい」と思うかを強く自分に問うてみた。
 すると、自然にわき上がってくる答えは「いこい」なのである。土日も朝から飲める店はそうない。何の予定もない日曜日、沸々とわき上がる飲酒の欲求に答えてくれる店。
 それが「いこい」なのだ。自宅から近く、徒歩で通える点も評価に微妙な影響を与えたことだろう。
 あの雰囲気、あの値段、1,000円もあればすっかりいい気分になれる「いこい」に乾杯!

【ビールシェア】
8月上旬は完全にアサヒのペース。しかし、その後キリンが巻き返し、最終的にサッポロがまくった。とうとう年間でもサッポロがアサヒを抜いている。サッポロのV2か?いよいよレースは面白くなってきた!ちなみにサントリーは大失速。ビール類の黒字化って本当なの?

-8月単月-
サッポロ  6軒 42.9%
キリン   5軒 35.7%
アサヒ   4軒 28.6%
サントリー 1軒 7.1%
(注:対象となった店舗は14軒)

-今季通算-
サッポロ  18軒 34.6%
アサヒ   17軒 32.7%
キリン   14軒 26.9%
サントリー 8軒 15.4%
(N=52軒)
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