goo blog サービス終了のお知らせ 

「BBB」

BASEBALL馬鹿 BLOG

居酒屋さすらい 1175 - 無科調タパスと10種のクラフトビールをオンタップ、だけどね - 「ビアバール 丸々」(台東区上野)

2017-05-30 23:13:24 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

この店がオープンしたのは、2015年の9月くらいだったか。

ビールの店なのに、夏の盛りを過ぎて、開店したときは、「大丈夫なのか」と思ったものである。

かつて、店があった場所は、フォーク酒場「F」が長らく君臨していたが、その後閉店。店は、大幅に変わり、ワインバー「フラミンゴ」になった。だが、この店も長くは続かなかった。

立地が悪いのである。

秋葉原と御徒町の、ちょうど中間。店もまばらである。だが、その頃、台東区のモノづくりの街起こしとして、「2k540」が開業。人の流れが変わるかに見えたが、その工房モールも不振だった。

一方、秋葉原の旧万世橋駅は、ショッピングモールと生まれ変わり、そのテナントとして、入った、常陸ネストビールは、クラフトビールブームに乗って、大盛況だった。

「ビアバール 丸々」は、「2k540」のやや斜めにあり、一体化した店舗ではなかったが、アキバの「mAAch」にあるクラフトビール酒場と比べると、「2k540」の「ビアバール」は見劣りした。

店は、その後、試行錯誤を繰り返した。

当時は夜だけの営業だったが、ランチの営業を始めたときは、「終わったな」と思った。

そんな時である。ボクが店に入ったのは。

 

土曜日の午後。

どうやら、週末は昼飲みできる時間帯に店を開けているようだった。

店に入ると、意外なことに5,6組の客がいた。少しずつ、客足が増えているようである。


カウンターに座り、正面の黒板を眺めた。

ビールは10種類ほどある。しかも、いずれも樽生で飲めるらしい。


伊豆の「反射炉ビール」からは「太郎佐右衛門」という名のIPAと読めない熟語のビール。

「湘南ビール」のバイス。

「風の谷ビール」のピルスナー。

「所沢ビール」の「キャノンボール」IPA。

よりどりみどりである。


試しに「風の谷ビール」をオーダーしてみた。

まずはピルスナーである。

タパスは、カルパッチョサラダをチョイス。

フードメニューを見ると、いろいろイケてるタパスが並ぶ。「鯖ディン和風ピザ」?「自家製ベーコンのホットサラダ」(650円)だって?。

面白そうじゃん。


「湘南ビール」の爽やかさといったら。

うまいよ。

そして、このビールがタパスに合う。


フードの触れ込みを見ると、静岡産の食材と無科調。これもイケてる。

だから。

だから。

だから、値段が張る。これは致し方ない。

この界隈の酒場は大概が、「ハナマサ」で食材を仕入れる中、「丸々」の仕入れは気合いが違う。ホンモノだけ。

だから。

だから。

値段が張る。おっ、とまたもや口をついてしまった。


だって、あと10分ほど歩けば、クラフトビール一杯の値段で、たらふく飲んで、食べられるんだぜ。

いや、有機野菜に無科調と比べてはいけないんだけど。


ボクは、「太郎佐右衛門」をいただいた。

IPAはあまり得意ではないが、そのネーミングに心が動いた。

ま、うまい。ホップが効きすぎだが、まぁいい。

 

ビール2杯とタパス1で3,000円弱。

無駄遣い感はあるわな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オレたちの「深夜特急」~イ... | トップ | 居酒屋さすらい 1176 - 串焼... »

コメントを投稿