ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

Mary Ford

2007年03月07日 | 女性ボーカルF
COLUMBIA盤/MARY FORD/WARM and WONDERFUL(LES PAUL and MARY FORD)1962年録音

このジャケット写真はあまりパッとした印象がないというのも僕には老人のギター同好会の写真のような印象に思えるのです。彼女が持っているギターもギブソン、隣のレス・ポールのギターも彼の名前を記したモデルがあるくらいですからギブソンですが、彼女の身体の大きさに比較してギターの大きさが目立ちます。でもこのアルバムを聴くとその印象は好ましいものに変わるでしょう。レス・ポールのギター演奏は控えめでその分メアリー・フォードの巧い歌が充分楽しめます。本アルバムでの彼女の歌い口は、低い落ち着いた声でゆっくりと歌います。A面ー1の 'DEED I DOのテンポは今まで聴いたことのないゆったりとしたテンポですが、彼女の低い声とそのテンポがマッチしていて聴けるのです。その他の曲もスローテンポでの展開となっています。こういったエレキギターの音も悪くないですね。聴いていて気持ちを逆なでするところが全くないまろやかな仕上がりのアルバムとなっています。

収録曲
A面
1, 'DEED I DO
2, MAKIN' WHOOPEE!
3, A COTTAGE FOR SALE
4, CLOUDS
5, COME BACK TO ME
6, CHASING SHADOWS
B面
1, IT'S BEEN A LONG, LONG TIME
2, AFTER YOU'VE GONE
3, AM I BLUE
4, YOU BROUGHT A NEW KIND OF LOVE TO ME
5, WRAP YOUR TROUBLES IN DREAMS
6, EAST OF THE SUN(and west of the moon)

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2 コメント

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Columbia (ebi)
2007-03-09 17:32:21
Columbia時代の彼らって何枚ぐらいアルバム出していたんでしょうね?
彼らはCapitolのイメージがあるけれどこの時代もよさそうですよね。
レスポールが持っているのがまさしくレスポール、メリーフォードが持っているのはSGカスタムですが、この時代はレスポールのモデルチェンジギターでレスポールSGモデルと呼ばれていたと思います。
選曲を見ると聴いてみたくなりますね。
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今晩は>ebiさん (kuiren)
2007-03-09 22:06:39

>レスポールが持っているのがまさしくレスポール
そうなんですか。僕はハミングバードぐらいしか知りません。
でもネックの部分しかアルバムには写っていないのに判るとはギターも相当お詳しいんですね。

>選曲を見ると聴いてみたくなりますね。
聴いてみて下さいませ。きっと直後にはギターを弾きたくなると思います。
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