ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

英国ロイヤル・バレエ団

2008年07月09日 | 世間話
今週はどういうわけかかなり仕事に追われています。随分前にチケットを入手していたので英国ロイヤル・バレエ団の大阪公演の鑑賞に無理してでも出かけました。昨日は仕事を早めに終わらせて急いで新幹線に飛び乗ったのですが米原駅付近で事故があったとかで東京方面行きは全く動きません。新大阪行きのこだまに乗り換えて何とか大阪まで行けました。予定よりかなり時刻が遅れましたが会場には15分前に到着できました。僕はバレエは勿論習ったこともなく基本も何も分からないのですが、鍛えられた身体がまるで重力を感じさせないかの如くに軽やかに踊り舞うさまには見事、素晴らしいとしか形容できません。バレエを鑑賞するならば, 英国ロイヤル・バレエ団のを一度は見てみたいと思って前から願っていたのですが昨日にそれがかないました。我が日本女性である吉田都も素晴らしかったのですが、僕はタマラ・ロホの演技に感動しました。昨晩の演目はロイヤル・ガラというものだったのですが、これはいわばロイヤル・バレエの創作ダンスといったところです。本当は“眠れる森の美女”とか“シィルヴィア”も見たかったのですが、それは東京公演のみで日程の都合がつかず断念しました。
当日のチケットですがバレエの公演となると結構いい値段となります。嫁さんと二人でしたので激レア盤一枚は入手できた値段になりました。がオーケストラの演奏と目の前で繰り広げられるバレエを見ると高いとは思えません。タマラ・ロホのどこが凄いと思ったかというと片足のツゥーで立って両手でポーズをとり, 片足を後ろへ高く上げその姿勢で10秒間は完全静止していました。今までにこういう演技を見た事が僕にはなかったので思わず感嘆の声が出ましたが、会場からもわぁ~とか凄いとかという声とともに拍手が湧き上がりました。英国ロイヤル・バレエ団どのバレリーナも質の高い演舞を見せてくれました。今月の後半にはパリ・オペラ座のオペラ日本公演が西宮でありますが、それにも行く予定にしています。今から楽しみです。