三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

どっちが好き?どっちも寿司。

2013-05-30 11:23:00 | 食雑記
〈4月14日の食事〉
朝:ケーキ焼き米粉ドーナツ 紅茶
昼:親子丼 海苔の味噌汁
夜:厚揚げを焼いたの 炊き込みご飯 プチトマトとスナップえんどうのサラダ 大根と白菜の味噌汁

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話はこの前日に遡る。
寿司の出前で、自らの好みを客観的に知ったという話である。

我が家ではいつも、寿司桶に決まったものが2人前入ったメニューを出前している(値段は変わるが、ネタ替えは可能)。
ところがこの前日は、寿司を単品で選び、計10貫頼もうという話になったのだった。

どんな寿司ネタが好きか、客観視するのは案外難しいと思うのである。
回転寿司に行ったら、取りあえず目についたものを取ったり、予想外に早く満腹になって、二番手三番手くらいに好きなネタには到達できなかったり。
何人かで回転寿司に行ったら、そう自分の好みでないネタの皿をシェアすることだってあるだろう。
カウンターの、何か高級な感じの寿司屋の場合は…すみません、行ったことがないので分かりません。
けど、「こういう順番で頼むのが粋」という情報に左右されて、本意ではない頼み方をしそうである。

今回は違った。
なんせ、出前となると「さっきのネタ、美味しかったな。もう一つもらおうっと」って訳にはいかないのだ。
事は慎重さが必要とされる。
そうしてネタ選びという勝負に出たわけである。

10貫のうち、3つはホタテとした。
最初と最後と中盤に食べるのだ。
マグロ部門は、トロやビントロではなく赤身。
甘辛いタレと寿司飯の組み合わせは好きではないから、アナゴはのっけから除外対象。
これらは大好物や、好き・嫌いの自覚があるから、自分にとっては何ら不思議ではない。

意外だったのが、青身魚の立ち位置である。
〆鯖、アジ、サンマの3種類があったのだが、アジとサンマはいらないかなと即座に思った。
一方で、〆鯖は2貫を注文。
何あんた、鯖のことそんなに好きだったの。
サンマに対する執着心のなさも意外だった。
私はサンマの塩焼きを好物としており、自分内・好きな魚類ランキングでも、かなり上の方だと思っていたからだ。
が、冷静に考えると、サンマの刺身はそこまで好きではなかったのだ。
色々と覆された。

それだけしっかり決めた寿司には、流さすがに満足度が高かった。
ごちそうさまでした。


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