三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

塩辛いにも上がいる

2013-06-03 06:32:21 | 食雑記
〈4月19日の食事〉
朝:余ったおかずのっけチーズトースト フルーツグラノーラ+ヨーグルト 紅茶
昼:お弁当(ごはん、塩鮭、野菜と卵をまとめたやつ、野菜いため)
夜:バターチキンカレー ナン チャイ @スルターン/飯田橋

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食事の用意をするのが億劫だったり、時間の余裕がないとき。
強い味方といったら、塩鮭である。
焼くだけで格好がつくし、安価だし、何よりちゃんと美味しい。
下手したら、ご飯を炊くよりよっぽど楽なんじゃないだろうか。
だからこそ、週の後半のお弁当に登場しがちなおかずなんである。

さてそんなパック売りの塩鮭だが、いつも「甘塩」と書かれたものを買っている。
取り立てて味の濃さに好みがあったわけじゃないが、削れるところでは塩分を削っておこうかという、健康志向の現れであろう。

ところがこの前日は、スーパーに入った時間が遅かったせいか、甘塩の鮭は売り切れ。
残るは「中辛口」と書かれたパックか、味付けされていない生の鮭のみ。
欲するのは時間節約のための塩鮭なんだから、生の鮭というのは選択肢になかった。
そんな訳で「中辛口」を買ったのだが…

食べてみて驚いた。
びっくりするほど塩辛い。
ひとたびほおばれば、口の中はさながら海である。
こうと分かれば、他のおかずは味を激薄にしたのに…!と、何だか全ての行動が裏目に出ている思い。
四苦八苦しながら食べ切ったのであった。

これを平気で食べられる人がいるのか。
それとも塩抜きして使う前提なんだろうか…よく分からない。

だがこれを、殆どの人はただ焼いて食べているとしよう。
この塩分をよしとする人も、少なからずいるんだなあ、としみじみ思う。
私は味を濃くしがちな北関東の出身であり、実際のところ味を濃くしがちという自覚がある。
けれどそれも足元に及ばないくらいのしょっぱさだったのだ。

上には上がいる。
そんな思い。

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