三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
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怠慢と敬意

2013-06-15 13:24:26 | 食雑記
〈4月22日から27日の食事写真と雑記〉
ゴールデンウィーク進行で色々と余裕がなく、食事も雑に済ませていたのがわかる写真たちよのう…
メイン写真は27日の食事です。



さて、これはこの4月下旬に起こったことではなく、最近見た光景の話である。

平日、夜23時頃のスーパーでのこと。
仕事帰りに店に寄る客がとても多かったようで、レジ前には長蛇の列が。
前の方を確認すれば、レジ2つで応対している。
「混むっていっても夕方頃のピークと比べたら大したことないんだろうし、そりゃあ店員の数も減らすだろうなあ」と納得、最後尾に並んだのであった。



レジに並ぶ間は暇である。
ついつい余所見をして、「ああ、何か変わったアイスがあるぞ!」なんて、気づかなければ良かった事を知ることもしばし(夜中の甘味は危険だからね。ちなみに米ブランド・ゆめぴりかのアイス)。
そんな風にあちこちをキョロキョロと見て、隣の列に目をやってギョッとした。
並びながらカゴを床に置いてスマートフォンをいじっている男がいたのだ。
しかも、一人だけではなく、そんな輩が2~3人。
なんだ、そんな行為はそんなに一般的だったのか。

それ、衛生的にどうなのか。
いや、その前に、マナーとしてどうなの。
こんな風に床に置く人が多いなら、包装されてない食べ物を安直に放り込むのも考えものだなあ。
いや、カゴをいったん床に置いて、取り出しにくいものを両手で取るくらいだったら、まあまあ見られる行為だし…。
色んな思いが去来する。



と思っていたら、もっとギョッとした。
最初に目についた男、列が進んでもカゴを引き上げて持たずに、カゴを蹴りながら前に進んでいたのである。
スマートフォンはいじりっぱなしだ。
そもそも、持ち歩くのが億劫なくらいたんまり買ってるのかよと見れば、ドリンク2本に惣菜パック一つ。
ちっとも重くないだろう。
あんた、床を引きずったそれを食べるのかよ…と、何だか鳥肌がたったのであった。



その光景に、解せん、許せんと感じたのであった。
その内訳を分析すれば、まずは先にも述べた通り、衛生的・生理的に疑問が沸くということ。
そして、食べ物を足蹴にするという行為に対する嫌悪感。
足蹴にするという行為からは、それを大事にしようという心持ちは感じられない。
食べ物は大事にしようよ、その命をもらって生きてるんだぜ?
それとも私の考えが古いというのか?



以前、「街で見かけた、こうはなりたくない女性の姿」を綴ったコラムで、「疲れているのか知らないけど、イライラした表情で、スーパーの店内でカゴを蹴りながら移動する女性を見かけた」という話を読んだことがある。
その時は「そんなやついるもんか」と鼻白んだものだけど、いるところにはいるものなのですね。

こうはなりたくないし、友達にもなりたくない。
そう思わせた、ある夜の出来事であった。

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