goo blog サービス終了のお知らせ 

ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

酒田舞娘と庄内ひな街道に村上と新発田の街巡りの団体ツアー 6

2012-04-18 17:34:15 | 旅日記

 かなり歩いて駅近くの区画整理が済んだと思われる広い通りに交差する場所に来たら、以前に瀬波温泉方面に車で入った際にチラッとと見掛けた竹細工を軒下に宣伝用に見せていた店を発見、古い街に荒物屋などは似合うよなぁと立寄ってみた。

 この店には実際に奥に工場もあるみたいで、竹細工と木工の店と知った。大物などは買うわけにはいかないが小物でちょっとした飾りにもいいなと思ったのが竹トンボならぬ竹を加工したバランストンボ、これの先端だけを竹の台に乗せれば微妙なバランスをとって宙に浮いて留っているのはお見事もの。でも小さな竹細工にしてはチト高い、これはまたの機会に残しておきましょうということになってしまった、ひと声マケルヨと言えばいいのにね。

                     区画整理で建替えたか

              

                      竹トンボのバランスは見事にとれていて         チリトリと言っていたが縁起物の箕風で

                          帰ってからこんな飾り方に

 ついに駅近くの案内パンフレット最端部まで到達したが、そこに案内書きがあったギャラリーやまきちは休み、あとは戻りながら茶舗の常盤園、手ぬぐいなどを扱う山上染物店、堆朱のふじいなどを覗いていく。特に常盤園などは村上特有の古民家で、座敷は吹き抜けて屋根から明かりが入る構造(冒頭写真)が見えて、こういう町屋造りを見物すると僕なんぞは嬉しくなってしまう。それぞれの店には商売品が並べられているのだが、忙しい団体ツアーでは吟味する時間も少なくて、なんて言い訳しながら買わず仕舞いでゴメンね。

                     常盤園

                     常盤園の御殿びななど

                                   山上染物店の昨年のポスター絵柄手拭

                     ふじいの新しいひな飾り

                     ふじいの奥に雪割草を販売も

 帰り道は別ルートをと細い道に入ってくれば、以前にダイコクさんのご厚意で本堂を見学させていただいた妙法寺が寺町通り最初の曲がり角に現れて、ここからは片側は寺がいくつか並び、反対側には開店前から並ぶ人がいる自宅利用風のラーメン屋があるかと思うと、こんなところにという精肉店があったり、立派な料亭らしき吉源という店ではちょっとばかり入りづらい構えながらも自由に玄関に飾られたひな飾りを見学できるということになっていた。

                     以前に見学させてもらった妙法寺

                

                      精肉店にはブランド牛の村上牛が最下段に             コロッケは45円と安い

                     料亭吉源

                     吉源の玄関に

 さらにその先を左手に曲がると昔の風情を復活させようと住民が協力したという黒塀通りが鍵の手にあって、その最後に浪漫亭という大正ロマンの木造民家がトドメを刺すように建っていて、ここでは何故かウズベキスタン人形が雛段よろしく飾られているのにはナンデダロウと不思議なものを見ることになってしまった。

                     黒塀通り

                             浪漫亭

                     なんでウズベキスタンか

 最初のメイン通りに戻ってきたら村上信用金庫の店舗内にもささやかながら雛人形が飾られ、やはり町の信用金庫となると町興しには協力せざるを得ませんな、しかしお堅い商売は分かりますが客集め出来るもう少し派手なものにしてもいいんじゃないですか。

                     村上信用金庫店舗内

 バス駐車場に戻って行ったら奥の細道を旅した松尾芭蕉が村上にも泊まったとかで、その場所跡だという看板もあって、尿前での一泊中の句は有名だがこちらでは残された句はあるんでしょうかね。

                      旅籠の久左衛門跡とあった

                   駐車場の先の小山の上が城址

 村上市街の人形さま巡り観光が終了したらバスに戻って全員が集合後に、車なら市街からも近い瀬波温泉を過ぎてすぐの場所にある、オプションの昼の食事処も兼ねた海産物販売で有名な岩船港鮮魚センターに向かうことになる。こちらも我々が温海温泉に停まった帰りには必ず立寄る場所になっていて、お目当てのマスの一夜干しが場合によっては早目に売切れることがあるからと、真っ先に買いたいとオプションの昼は頼まないでまずは買物からということに。

                  岩船港鮮魚センター

                     店内

                      左のマスの方が脂がある

                       荷物になるから多くは買えないが

 思いのほかこの日は客が少なくて買物はスンナリと終了、それでは昼飯をとなったが2Fにあるレストランではオプションを頼んだ連中がまだ食べているところにあとから同じようなものをといっても団体メニューとは違って割高でシャクだと、やはり安くあげちゃおうと1Fのそば、うどん、ラーメンコーナーに廻ってラーメンだけで済ましちゃったら、女房はあとからこういう所に来て海鮮ものじゃないなんてと文句タラタラ、こっちに来る前に僕に付き合わなくてもいいからレストランで好きなものをどうぞって言ったじゃないよねぇ。

                              アッサリ系ラーメンでマズクはなかった

  


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 酒田舞娘と庄内ひな街道に村... | トップ | 酒田舞娘と庄内ひな街道に村... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅日記」カテゴリの最新記事