この壺は義母がそのまた母親から遺されたものとか、でもどういう由来のものか全く聞いていなかったため薩摩風だがもしかしたら京焼かななどと首をかしげている、祖母は九州出身でこの壺もさらに受け継いだものかもしれません。
もう90歳になる義母の前の代以前からのものだから相当に古いものでしょう、かなり大振りなこの壺はちょっと瓶子のような形が変わっていて、側面に描かれたのは鷹だと思うけれど立派な図がお見事ではないですか。
裏底には草書で作者銘らしきが書いてあるのだが、残念ながら戦後教育世代には草書風は全く読めない、こういう字を読める世代はもう我々の親の世代の一部までで、今は一部に学んだ人以外は読める人は死に絶えてしまったかなぁ。
どなかか書道を嗜んでおられる方なら読んでいただけるかと、自分では忠実に写したと思う字体の写真を下にアップしましたので、分かるようでしたらコメントにでも書き込んでくれませんか。
最後は造という字ですね
これも2009年2月からの再掲です