
運転免許更新の6ケ月前になって講習通知が届きました、誕生日となる更新時に70歳以上になる人はこの講習を受けないといけないことになっていて、75歳以上だとさらに認知機能検査も義務付けられているけれどお僕はまだ、通知には自宅近くの教習所のTELが書かれていていたのですぐに予約のための電話をしたら、ちょうどキャンセルがあったとかで数日後の予約が取れた、前々から混み合っていてなかなか予約が取れないと聞いていたがこれは幸いでした。
本日の午前中に講習を受けてきましたが、その内容は講義と視力検査などが1時間ほど、そして受講者が3人ずつ乗って一人ずつ教習所内のコースを教官の指示に従って実地に運転をするというもの、全体で2時間弱の講習でしたが、この実地の運転というものが面白かった。一緒に乗って運転した年寄りは三者三様で、一番の年寄りはまごつきながら慎重に、それでも教官からいろいろと注意がやたらにポンポンと、75歳を超えたばかりの人はいきなり狭いコースにスピードを出してしまって怖いぐらい、何でも自分の車とアクセルの具合が違っていたそうだが、それでも踏まないという選択もできたのにと教官からだいぶお小言を、一番若い僕は普段よりも教習所受けするように慎重に、それでも教官としては何かは注意を言わないといけないようでしたかな。
コース内での技能能力試験の主なものはS字コース、クランクコース、車庫入れ、段差乗上げ急ストップなど、そのほかは一般道路と同様に信号、一時停止、見通しが悪い交差点、主要道路との横断や合流、車線変更などの状況判断能力の確認をしていたようですが、この講習では不合格ということはありませんから心配無用です。
目のほうは通常視力、夜間視力、動体視力、視野範囲の測定、これだけは若いころからは落ちてきていますね、もう眼鏡も離せなくなってきているようです、裸眼だったらダメだったかも。
最後に高齢者講習修了証を受け取ってオシマイ、この教習所では9人が同時に講習を受けましたが、すでに更新に行ってからという人もいたようです。僕は4ケ月半後からになって更新に行くこととなりますが。
この講習の費用は5100円です、自動車教習所も若い人が少なくなって生徒が減って大変じゃないかと、こういう高齢者がまた受講者になってくれたら助かりますよね、そのために勘ぐれば高齢者の事故増を奇貨としてこんな制度ができたのかもと、でも75歳以上で運転する人は長寿社会では相当な人数になっているでしょうから、早く自動運転の車ができないかなぁ。