定年後の年金生活ではあるが毎年申告すれば還付金があるからと確定申告することにしているのだが、いつもは2月に横浜アリーナで開催される骨董アンティークフェアに合わせて、税務署で午前中に申告を済ましてから掘り出し物探しに廻って行っていたのに、今年は何故かまだ開催未定ということでその開催日が決まってからと先伸ばししていたが、どうやら3月にもなれば確定申告締切の15日までにはもうないだろうと申告だけに出掛けた。
申告には毎回大倉山から運動も兼ねて歩いて税務署に行くことにしていて、この冬は厳しい寒さだったこともあって二の足を踏んでいたこともあるんだけど、やっと今週からは暖かくなるということもあって、その出がけに我家の庭にある早咲きの桜を見たら急激に蕾(冒頭写真)が膨らんできているのに驚くことに。この桜は通常はお彼岸頃に満開となるから咲き出すのは3月15日あたり、今年はつい直前まで厳冬で花が遅れると思っていたのにこれだとむしろ早まるかも、桜はこれからの気温を予想できているんだろうか、不思議だねぇ。
確定申告の方はこれまでの2月よりもかなり混みあっていて、相談してから記載またはパソコン入力という手順を踏むというとかなり待たされそう。セルフでパソコン入力すれば待たずに作成入力作業ができるというから、昨年と同じ欄にほとんど同じ内容を入力するだけだからとセルフを申し込む。最初の立上がりと最後のプリンターアウトプットの説明だけあって、途中で作業ができなくなったらまたあの行列の最期に廻って、改めてチェックを受けてから説明員の居るパソコンコーナーでと念押しされちゃって、これは意地でも一人でやりきってやるぞと。昨年の確定申告は2月上旬と申告期間の一ヶ月前からできるからと早かったから対応が全く違って、すぐに相談員がついての入力だったから楽だったが、混んでくるとこうなっちゃうんですねぇ、申告に行くのは早いに越したことは無いですな。
税務署には駐車場待ちの渋滞も
画面には法律上の用語だらけで最初はまごつくものの、持参した添付書類と照らし合わせれば何とか対応できたのだが、途中で確認画面の数値が記入したはずの数値のちょうど2倍になった表示が出てきて、これだけは何度入力し直してもダメ、しょうがないと先に進んだらそこでは数値が直っている。こんなプログラムミスがあるんだろうかと、ここだけでかなり時間をとられてしまったがどうにか入力は完了、アウトプットのチェックを受けて約1時間強と、昨年よりも倍近くも掛ってしまった。
パソコンの入力画面を一般の人に対してもっと分かりやすくすればいいのにと、税の専門家と税にはチンプンカンプンのプログラマーのミスマッチで作っちゃったということがここにも言えますな。例えば入力の画面設計を添付する書類毎に対応させて全く同じにして、そのままを入力できるようにすれば注意事項など見るまでもなくもっとスムースにやれると思うのに、先まで進めてからこれも前の画面で入力するんだったと気付くなんていう手戻りが無いし、途中の確認画面などももっと減らしても問題ないと思いますよ。もし種類毎の添付書類の記載方式が発行会社によってマチマチというのであれば、お上のご意向で統一書式にすればいいじゃありませんか。