
9月だったか山形県の補助付きの宿泊クーポンの販売があって、毎年この時期に山形旅行に行く我家としてはこれ幸いと、ネットで山形の二か所の宿を予約した。ちょうど10月下旬という東北の紅葉が見ごろな季節なので、今回はさらに秋田県南部の温泉宿を含めて三泊四日の旅野計画を立てて出発。結果はとにかく珍しいぐらいの天気に恵まれて東北なのに暖かくて、素晴らしい錦秋の景色を堪能、今回はこの時期の山形名物の芋煮は食べずじまいだったけれど宿ではごちそうを食べ、秋田から山形を縦断、会津から宇都宮と1200km余りを走り切ってまいりました。
これまでは喜多方まで直行して朝ラーを食べるのを常としていたが、今回は回り方を逆にして、第一日目はまずは鳴子峡を目指してその先の秋田の秘湯に泊まることに、一気に一番北まで走ってあとは南下していくという行程で、それだとまだ明けやらぬ4時では早すぎると6時前に横浜を出て、途中では2回ほど休憩をとって古川ICまで只々走り切ってしまえば、11時ぐらいにはで大崎市の一般道に降りることに。冒頭写真は古川ICから鳴子峡に向かう岩出町手前で、この旅で初めての写真となる柿の木、赤い実が秋の日差しの中でいかにも日本の田舎の風景に彩りを添えてくれています。
その岩出町付近からは断続的にノロノロとなる渋滞に、これが鳴子峡まで続くとなると大変とちょっとばかり心配に、あ・ら・伊達な道の駅まで来たので昼時と入ったら、ここに信号もあったけれどこの道の駅の駐車場も満車状態、ここから出る車も列になって混乱中、これが渋滞の元凶みたい。とんでもないところに入っちゃったなと、仕方がないとレストランを見たら昼はバイキングだけとなっていてこちらも大変な列が料理テーブルを囲っている、夜が食べ過ぎになるだろうからと昼は軽めにとも思っていたので、フードコートで手早くラーメンだけで済ますことに。
あ・ら・伊達な道の駅
当店人気NO1という伊達な和風ラーメンを、やや濃い目の味ながら普通に食べられます
道の駅では少しだけ時間を取っただけであったが、我々が駐車場を出るときはもうスンナリ、この後は順調となったが、さすがに鳴子峡の駐車場手前では多少の渋滞はあったものの、なんとか12時半過ぎには最初の目的地に到着、駐車場は満車状態も出ていく車も多いからそれほど待たずに。
鳴子峡手前
鳴子峡の公営と思われる駐車場は500円だが写真1枚付き、付近には民間で300円という駐車場も見られたが
鳴子峡の紅葉の時期には団体バスツアーを含めてもう3回も来ていると記憶するが、これまでは雨の日ばかりで、この4回目で初めて晴れで日差しに輝く紅葉を見ることができましたよ、三度目の正直ならぬ四度目でやっとに。レストハウス側から見物して崖下の遊歩道も散策、国道の大深沢橋の上からもと一応は観光コースを一巡り、1時間強ほどの目の保養と足腰の鍛錬を。
駐車場付近
レストハウス側から
国道側の橋がアクセントに
ズームで
遊歩道の案内図、青いところだけが歩ける
遊歩道への入口
渓流を眺めつつ
谷底から見上げた大深沢橋
流れの下流方向の先は通行止め
人工の堰
大深沢橋側から、下の中央にはトンネルと線路野一部が、ツアーでこの列車に乗ったが雨で視界不良であった
列車のここからの眺めが
大深沢橋の反対側
最後にまた戻ってきたレストハウスにはこのあたりの名物だという栗団子が売られていて、それも暖かいものは保温ケースでとはご丁寧な、女房は旅行中は太るのがコワイと言いつつ2ケだけならと意志薄弱です、僕は食べませんよ。
スチロール箱に暖かい団子が すぐ食べてくださいと2ケずつで販売
午後も2時ぐらいとなって、できれば宿よりも少し先にある泥湯に入っていきたかったのだが、ナビで調べるとちょっとばかり時間的にキツソウ、途中となる本日の宿まで走ってみて時間があればとナビが教える道へ。これがトンデモナイ道でどうしてこの道を教えたのかと、初めてとなる場所にはナビがあっても地図でも確認しないといけないと、次回にその道についてをマクラ話にして第一日目の宿についてを。