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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

河上恭一郎作のガラス食器

2009-10-23 09:59:34 | 工芸絵画骨董

 毎晩ワインを飲むからといってワイングラスはあまり大したものは使っていない。以前はリーデルなどで飲んだこともあるのだが、酔っぱらって割っちゃうなどしたからもう安いグラスにしちゃっている。それでガラス器ではその心配がないものならと、ちょっといいものでは銀座の和光で売られている河上恭一郎作のガラス食器、でもそのアウトレット品でこの人の別荘が御代田にあって、毎年夏のお盆の頃にやや難ありとして跳ねられたものを出すのでそれを買ったのだ。

 難ありといっても多少気泡が入ったとかで念入りに調べなければ分からないもので、普通に使うには全く問題はない。作家の別荘の庭に趣のある器が並べられ、名が売れた人だから定価の半額ぐらいで買えるのだがそれでもそこそこのお値段ではある。そこで以前に2年にわたって色違いで買い足したのが冒頭写真の双魚紋の楕円大型皿である。

 この皿には後日談があって、2年ほど前にたまたま出掛けた大和駅前の古民具骨董市で何でも1000円というガラクタを並べる店で同じものが1枚だけあったのを見つけ、透かして仔細に調べてみたら無傷完品だったので買ってしまった。写真で見ても奇麗でしょう、手作りの模様が浮き出してガラステーブル上で使ったらもっと生きてくるだろうね。こういうのが二束三文で出てくるなんて、元々の売主はどういう人なんだろう。

                   

 双魚紋は中国からのお目出度い図柄、古いものは2匹が同じ向きに描かれていると何処かで呼んだか聞いたかの記憶があるが、この皿のように逆対称のものしか僕は見たことが無いな。



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