焼津グランドホテルは建物自体はかなり年期がはいっていると思われるが、内装などは適宜リニューアルしているらしく古さを感じさせない、敷地は広くて新しい森の湯などを増築、屋外庭園も整備されプールは夏場の子供連れには喜ばれそう、但し傾斜地での増築で複雑な構成となっているので初めてだとまごつくかも。今回は海が見えない安い部屋にしたが、冬場なら富士山が見られるオーシャンビュー側がお薦め、やはりこの一泊での富士山は夕刻の露天風呂からウッスリとしたシルエットが短時間微かに見えただけで、朝は晴れたものの湿気が多い空気で見えず仕舞い、4月の春霞という予想があたりましたな。
館内の建物配置の説明パネル
ロビーには日の出時間や観光案内なども掲示が、蓮華寺池公園の藤まつりの情報も
客室
こちら側は市街地と夕日が沈む眺めが見られる
温泉はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉で蒸発残留物16.96g/kgという海水の半分ほどの濃度という濃さ、内湯、サウナ、露天、寝湯などと長湯して、これで富士山がクッキリ見えれば最高なんだけど、この日は本当にチョットだけよと、まぁ見えただけでも良しとするかな。塩化物泉はよく温まりますね、湯上りあとまでポカポカ。
温泉分析書
客室から見えた夜景
夕食は地下1Fにある和食処での和懐石、我々年寄夫婦には十分すぎる量で最後の釜飯は少し残すぐらい、美味しく腹一杯になってご馳走様でしたとなる。いつ来ても料理がいいと思います。
夕食膳
食前酒は葉桜ワイン 地酒は島田の若竹鬼殺しを ビールのコップは冷えたものが
献立
分葱酢味噌和え 新もずく 雲丹豆腐
烏賊と姫皮の曙和え 飯蛸桜煮と菜の花胡麻浸し
鰹揚げ叩き お造りは目鉢まぐろ、鯛、かんぱち、生しらす
若竹茶碗蒸し
豚肉はりはり風鍋
筍土佐煮
海老真蒸新挽揚げ
桜海老の釜飯
合わせ味噌仕立と香の物
白桃ムース
翌日は前日よりも晴れてはいたがやはり湿気が多くてクッキリした景色は望めない、まぁ春らしいといえばそうだけど、従って朝食バイキング会場から1月には大きく見えた富士山はこの日も見えない、今回の旅では富士山だけはダメみたいと。朝食バイキングの内容も毎回充実しています、和洋中いろいろと、オムレツやフレンチトースト、おむすびは注文に目の前で、焼魚も焼きたてが並べられます、どうしても食べ過ぎになってしまいますな、朝食は一番食べてもいいのだと言い訳をしつつ腹いっぱいに。
早朝の客室から
僕はお粥とご飯を
女房も食べますねぇ
最後に果物とヨーグルトにコーヒーを
女房は旅行から帰ると必ず体重が増えるとこぼすが、僕は全く変化はありません、それは家でよりもアルコール量が少ないからだろうけども。