
ここにきて一気に春めいて横浜のサクラはもう散ってきているが樹木の芽吹きが旧ピッチで始まって、そんな我家の庭には早春に先駆けて咲くものから遅れていくつかの山野草が花を開きだしている。軽井沢の方はゴールデンウィークあたりに滞在する前の空気の入替えに数日前に行ってきたが、こちらは横浜に遅れること一ヶ月の早春の花が咲いているのを確認してきた。
まずは横浜の庭から、冒頭写真は落葉樹の根元に花や蕾を付けている4種類の山野草で、ニリンソウ、ヒメリュウキンカ、ヒトシシズカの花とキクザキイチゲの蕾が見える。
冒頭写真の場所以外にもヒトリシズカは咲き出していて、下の写真のこちらのほうが株が増えていて、半日陰を好む植物でもやや日差しが入る場所の方がいいみたい。
キバナイカリソウもこの時期に花芽を出して咲きだし、これにやや遅れて新しい若葉が現れてくる。イカリソウの黄花はむしろ緑っぽい色だと言われたが、これはかなり黄色味が強い花だ。
もうここに植えて4年目のキクザキイチゲは株は増えてきているが花を付けるのはその中の一部だけ、冒頭写真の場所にも蕾が二つほど見えるのだがそちらが咲くのは数日後かな。
軽井沢は12日(木曜日)に撮ったもので、まずはアズマイチゲだろうと思われる一輪、葉がまだ縮こまったままなのでよく分からないがキクザキイチゲとは違うようだし、花弁の数もこちらは多くて上のものとは明らかに違う。もうかなり前に植えたんだろうが今まで全く花は見られずで忘れていたのが今年初めて発見。
福寿草は二株が咲いていて、もう一株はまだ小さな蕾を先頭にして芽を出してきたばかりのところであった。
雪割草も二株が咲いていて、これらは昨年よりも沢山の花を付けているのはしっかりと根付いてきてくれたからなんでしょう。
昨年は葉のみを確認しただけのセツブンソウ、今年はやっと花が見られた。
カタクリはまだ蕾の状態で、ほかの株を探したがやっと葉が出だしたばかりのものがもう一つだけ見つかった。
軽井沢の最後は花は初夏になるギョウジャニンニクの芽の段階、もう少し伸びたら葉が食用になるけれど増やそうと思ってまだ食べないでいるのだが、もう植えてかなり経つのに思いのほか株が増えないのはどうしてだろう。
番外で横浜のご近所さんなどで写真を撮った現在の桜を二場面、ソメイヨシノよりもやや遅い開花の種類らしい枝垂桜は個人の庭で満開、それに対してこの前にアップしたJA横浜北の桜並木の下は花びらの絨毯となっていてソメイヨシノの花見はもう終わりですな。