年末の問屋街バーゲンセールの最終は横山町馬喰町の問屋街が年に２回、７月と１２月の第一日曜日に開催する大江戸問屋祭りに、ここだけは何故一日だけなのかと思うけれど、参加している店はこの場所で営業している問屋がほとんどみたいで、余所からの参加店も多い岩本町東神田ファミリーセールとは趣きも違っていて、如何にもファッション関連問屋ばかりがという感じはするが逆に思いがけないものが見つかるということは無さそう、この冬の１２月第一日曜日というのは２周連続の岩本町などのセールの最終日と重なっていて、両方をハシゴすることもできますよ。
我々は日比谷線の小伝馬町駅から歩いてセール会場に、そのすぐ手前には植え替えが終わったばかりらしい町の花壇があって、サンタの格好をしているタヌキがイラッシャイマセと迎えてくれているようであった。
セール会場すぐ手前に町の花壇が、中央にタヌキが鎮座
このセール会場は新道通りというそんなには広くもない普段は問屋が営業している道筋が中心だが、それに交差する横道や新道通りに並行する裏通り筋に点在する店先でも品物が広げられていて、まずは中央部分を串刺しに探索してからそのあとはジグザグに交差するように巡ることに。
大江戸問屋祭り会場周辺マップ
一日だけだからやはり大賑わいとなって新道通りは満員電車の車内一歩手前状態、全体で３００ｍほどかと思われる通りを突き抜けるだけでも小一時間ほど掛かってしまうぐらい、ここでも女房とは別行動で昼前にインド料理の店の前で落ち合うことに。ここはまだ３回目でまだ把握しきれていないもんだから、僕はそれまでに横道や裏通りを含めて一回りしてしまい、どんな店があるかと下調べてを済ましておくことに、とにかく人混みをかき分けて歩け歩けと。この問屋街は衣料品とバッグ類の店がとにかく多いから女性客には喜ばれるでしょう、でも紳士物も少しはあるけどね。
小伝馬町から最初に来た新道通りの入口(上の地図の一番下の場所から)
清洲橋通りを渡るとメインの場所に
１１時ぐらいからパレードがあって今年はデキシージャズバンドの演奏とか、昨年はリオのカーニバルでボインギャル達の踊りが見られたけど、ジャズバンドというのは買物客で込み合う通リを行進するから大人数の編成はできないこともあって地味ですな。
ジャズバンドのお通りだ
午前の演奏はここでオシマイに
昼は脇道の一つにあるダクシンという南インド料理の店に今回も、ここはかなり本格的なインドカレーが食べられて値段は至ってリーズナブル、それに建物が鉄筋コンクリートながら一昔前の箱パネル型枠で建てられていて、天井はそれと分かってレトロさがいい雰囲気となっているのもインドらしいかなと、いい建物を見つけましたねぇ。二人ともが注文した一番安い本日のカレーというのは、辛い・中辛・甘目と３種類のカレーがセットになっていて、これを単独にまたは２種類を混ぜてなどと自由にナンに付けて食べれば、いろいろな変化が舌を刺激してくれることになる。大酒のみの僕は辛さというよりも香辛料の刺激で、頭からも大汗をかきかきとなったのはいうまでもない。この日のカレーの辛いのはイカ入りで魚介風味、中辛はチキンカレーであったが香辛料はこれが一番スパイシー、甘目には豆を細かく刻んだものなどが入っていたがスパイスはボケてしまっていて、これだけは他のと混ぜて食べるようしましたよ。
ダクシン
ランチメニュー看板
本日のカレーのセット、ナンがでかい
辛い 中辛 甘目
このセール会場でも簡単な食事ができるようにと移動フードの車が来ていたが２台だけで、これではちょっと足りないんじゃないかと、更にもっと離れた場所で餅つきなんていうのを町内会の有志がやっているのを今回初めて見つけたが、これで食事代わりというのもねぇ。
たこ焼、焼そば、八戸せんべい汁などが
餅つきをやっていた
一皿１００円とか
食後は横道や裏通りはまだという女房に荷物持ちを兼ねて付き合って、好みそうな店の場所を教えてやって無駄な時間を省こうというつもりもあって、最終的には僕の手荷物となったのは大きな袋一つと、まぁこのくらいならいいかと、三ケ所も続けてだからそんなには買うものは無いでしょうからね。
横浜ブランドのフクゾーのタオルがあった、こちらで委託製造しているんですかね
僕が買ったこの帽子は３００円
やはりこの日も１万歩を超えることになって、先週からのバーゲン巡り３日間はよく歩くことで、夜はグッスリ眠ることができたというオマケ付きになりましたな。
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