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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

この冬も焼津に一泊して温泉、富士山、買出しの旅に、そして遠州三山にも 1/3 2015.1.8(木)

2015-02-07 16:44:33 | 旅日記

 このところ毎年続けて年末か年初かのどちらかに焼津に一泊して温泉にジックリ浸かり、遠州と駿河を走り回っての買出しと、さらに冬場なら見られる確率が高い富士山の姿を旅を通じて楽しむという旅をしていて、今回はその際に料理が美味しいからと定宿にしている焼津グランドホテルから、日にちが数日限定で新春感謝の集いというお得なプランの案内葉書が昨年に届いたものだから、早速にも予約を入れて、正月明けすぐの8日からの一泊旅行に出ることとなった。

 朝は7時に我家を出発、順調に走って菊川ICからは一般道で、まずは旧大東町にあるJA直売所の遠州夢咲・大城店に今回も10時頃に到着。昨冬は年末だったから正月用の寄せ植えや切花などが沢山あったけど、年明けの今回は半分以下の品揃えと少なくて、でもここの花卉類は安いですねぇ、買わなかったけど下の写真の春の花の寄せ植えが380円、吊り下げる場所があったら4月いっぱいまで楽しめるんじゃないかな。

                     JA遠州夢咲 大城店

                        これが380円は安いですねぇ

 木曜日は旧大須賀町のサンサンファームはお休みで、次は旧浅羽町のどんどこあさばのおかって市場という地場産品直売所に、こちらでは安いけど結構美味しいお茶を毎回買っていてこの日も、ほかには手作り豆腐とトマトなども。

                     どんどこあさば

                        生産者名表示のトマト

                        袋井付近はクラウンメロンの産地で安いです

                        ここで作っている豆富

                                        森の石松で有名な遠州森町のお茶を購入

 おかって市場の店内に可睡斎ひなまつりのポスターがあるのを見つけ、可睡斎は寺自体は行ったことが無いのと雛祭りのことは聞いたことが無くて、時間があるから行ってみるかと、時間的には昼はここだとまだ早いから、そこまでの途中で袋井IC近くにある中華料理の松乃木飯店でと、実は袋井は亡くなった母の実家があるところで、今でも多少は土地情報も親戚筋から聞き及んでいて。

                     松乃木飯店

 11時半の開店直後に入ったがそのあと次々に客が入ってきて、近隣からの勤め人が多いようだが結構繁盛しているみたい、料理は四川系統のようですね。僕が食べたのは四川なら麻婆豆腐だと、その肝心の味の方は辛さはいいのだが、花山椒がかかっていないのでスパイシーさに欠ける、それとトロミを付け過ぎですね、漬物もザーサイの方がいいと思いますが、でも付いてきた卵スープがタップリの量なのはいいですな。女房は辛くないという山盛り野菜あんかけ麺と餃子のセットを、これがその通りの野菜だけだと持て余し気味のようであった、餃子は二人で食べたが共にまずまずと。周囲を見たら坦々麺などと半チャーハンみたいなセットを食べていた人が多かったみたいだ。

                                麻婆豆腐定食

                        山盛り野菜あんかけ麺と餃子セット

 可睡斎ひなまつりは500円という入場料からもそんなには期待していたわけではないが、入ってみたらまずは長い廊下からズラリと並び飾られているのには驚きました。ポスター写真のメイン会場は国登録有形文化財の瑞龍閣の2階の大広間で、32段1200体(冒頭写真も)が室内一杯にとなれば迫力があって壮観、手前の部屋には吊るし雛なども、それと一組だけ江戸末期というお雛様も、それ以外はどれも比較的に新しいものばかりなのはどうしてかなと。これは翌日に宿で見た新聞で分かりました、これらの雛人形は人形供養で寄せられたものを全部保存してきていて、今年が初めてのイベントとしてこの1月1日からの開催となったんだそうだ。

                       寺の入口前に合った

                   山門

                   本堂

                   秋葉御真殿

                   瑞龍閣

                                 書院廊下

             大広間に

                        大広間前の間にも

                        江戸末期の雛

                   大広間前の間の吊るし雛かざり

                        書院庭園側の廊下にも

                                 大庭園

 瑞龍閣の1階にはひなまつり関連の展示と牡丹の花の展示があって、この牡丹が見事で見応えがある、これだけの牡丹の栽培はどうやっているものかと、すぐ隣にはユリ園があって一回だけ見物したことがあるが牡丹は見かけなかった、この寺の何処かに牡丹園でもあるのか、いずれにしてもこれだけの世話は大変でしょう。

                      竹に雛はかぐや姫イメージですか

                     室内にボタン園が

                     数部屋に渡って

                     

                        

                      

                        大きな二棟を巡って戻ってきた場所に日本一の東司というのがあって見られるようになっていたが、これはまた立派な

                         次の日の新聞の地域版に

 可睡斎まで来たなら油山寺も近いからと立寄ってみることに、その途中では法多山への道路標識もあってそれでは遠州三山巡りをこの際やってしまうおうかと、僕は子供の頃は父親に連れられて法多山には毎年初詣に来ていたが、可睡斎と油山寺にはお参りしたことが無くて、1月でもあるしでちょうどいいかなと。

                     旧掛川城大手門だったという山門

                   宝生殿

                     ここには世界一という大念誦が

 山門から宝生殿だけをお参りするだけならすぐであったが、奥の方に実際に本堂の薬師堂と三重塔があるというので行ってみると、ダラダラ登り道をかなり歩いた先には石段が延々と続くこととなって、寒い日なのに汗をかくことに、こちらまで足を延ばす人は少ないみたいで出会う人もいないとどこまでかと不安になるぐらい。

                     階段が続く

                   奥の境内

                     薬師本堂

                             三重塔

                        説明看板が

 遠州三山の最期は法多山に、こちらにはもう何回もお参りに来たが30年以上もの昔までで、以前から登るのが大変だった本堂までの石段は全てがキレイに造り替えられている、でも最後まで一気にとなれば息が上がりますな。こちらにもお参りしてやっと三山参りをすることができました、この歳までやっていなかったのが不思議なくらい、これで今年はいいことがありますかな。

                     仁王門

                   まずは平坦な参道が続く

                               そのあとは階段が延々と

                     

                   本堂

                   昔はここの店ごとに並んでいた名物串団子は共同運営になったようで、奥の券販売所で買って右手の窓口で引き換え、その場で食べられる休憩所は中に、子供の頃はこれが楽しみだったがもう甘いものは結構と

                              神君徳川家康候お手植えの松とあったが、今年は没後400年で静岡、浜松、岡崎などでいろいろな企画があるという、樹齢があるのに盆栽風に育てるとこのくらいの樹形になるんですかね

 このあとは高速を使って早目にチェックインしようかと、焼津ICからはJR駅前を通る道で途中の仲野酒店だけに立寄って静岡の地酒を買っておくことに。やはり磯自慢と初亀は外せません、今回はもう一つは志太泉を、旧岡部、焼津、藤枝と隣り合わせの三つの町の地酒となった。

                        仲野酒店

                                   静岡地酒3種を



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