
二日目の3番目の観光場所は最後の清流と言われる四万十川でこちらはこの前にも、沖縄みたいにお墓が並ぶ海岸線を走った後の少し内陸部に入った道では雪が降り始めたのには、南国に来てまで雪とは驚きました、このツアーの中二日は冬に逆戻りした天気だったけれど、この日の午後が一番の寒さで、風も強くて最悪だったから舟は揺れそう、もう以前に舟にも乗ったから今回は二番煎じでオプションの舟遊びはもういいかという気分に。冒頭写真は四万十川を渡る国道橋から上流を写した写真である。
海岸線の海と反対側にはお墓が延々と並ぶ、中には沖縄みたいに立派なものも
空が暗くなって急に小雪が舞いだしてきて
高知三大河川の一つ仁淀川を渡る
道の駅かわうその里にはこの前も立寄った場所だが、その時はトイレとお土産タイムだけだったが、今回は昼食をここでとオプションでの予約もあったが、今朝が食べ過ぎだったことと、この地は鍋焼きラーメンが名物と聞いていたこともあって、個別に食堂でその名物だけを食べてみることに。
道の駅かわうその里
鍋焼きラーメンは意外と美味しいです、やや和風の味があって
なまり節のように茹でないで燻焼きした焼かつお、その分脂があってこれもなかなか
四万十川(冒頭写真は最初に渡った国道の橋から)に向かう途中で今日の舟は中止という連絡があったが、その後に再開という連絡で予定通りに出発地点のアカメ館に、その場所がかなり河口に近い場所で、以前のツアーではもっと上流で乗船したはずで場所が違っている、あまり川幅が広がった下流では風情は無さそうと、それにこんな寒い日に舟でもないなと我々は休憩場所で待つことに、ここには天然鰻の蒲焼のメニュー紙が貼られていたが、東京の国産養殖鰻ぐらいの値段で安め、まだこの川ではかなり獲れるんでしょうか。
乗船場所のアカメ館
アカメという川魚、目が赤い
各所の沈下橋の写真の横に天然鰻重3000円という値引きの貼紙が
アカメ館付近のパノラマ
次は佐田沈下橋を見るためにもっと上流に登って行く道筋では土佐中村城が、ここは応仁の乱で避難したお公家さんが京都風の町を作った土地、城は犬山城を模して復元したという説明がバスガイドから。古い赤鉄橋を渡ってやや進めば、かなり細い道筋となってきて暫くで佐田沈下橋見学のための駐車場に、こちらに着いたら雪がもっと激しく風に舞うようになってきた。
山頂に土佐中村城
赤鉄橋
赤鉄橋から、左側の岸には菜の花が見える
丸いのが平成17年9月6日台風14号の洪水水位の標示、これだと堤防を越えている
佐田沈下橋、雪と風で往復するのはヤメに、敢えて決行した元気な輩もいたようだが
荒天でこの舟はお休み
降雪の荒天は四万十川に居た時間帯だけで、このあとの足摺岬への道中の途中からは晴れて来てくれた。土佐清水港を過ぎれば元は有料だったというクネクネの峠道を昇り降りして、足摺岬の温泉宿に夕刻の5時半ごろに到着となった。
土佐清水港近くの昭和21年の南海地震で隆起した部分が見える唐船島
足摺岬の宿はオプションランクアップを含めて3ヶ所に分散となっていて、ここではランクアップしてもそれほどでもなさそうと我々はそのままの足摺園という古いらしいホテルに。
足摺園
ホテルからの夕景
温泉は屋上からの眺望が素晴らしい露天風呂が売りらしいが、この日は寒いのと風が強いのとでとても無理、今回のツアーで温泉は明日の道後温泉でジックリ楽しみましょうと、ここでは内風呂だけでそれも夜と朝で一回ずつ入っただけ、泉質はラドン含有の弱放射能冷鉱泉とあったが軽めの湯です。
温泉成分表
夕食は土佐ということで皿鉢料理と説明があったが、確かにいくつかの小皿が大皿に乗っているものの、季節外れの冷凍らしい枝豆や煮物があったりで、魚介類が豪華にというのには程遠い、安い料金を強要されているのがありありですな。量の方はこれぐらいでも年寄なら文句は言いません、このくらいでも最後のご飯までは食べなかったものね。一応はかつおタタキもあったが、魚ではブリの刺身が一番でしたね。日本酒はこの日も司牡丹で。
夕食膳
ブリ刺身
皿鉢料理だそうだ
かつおタタキとお吸い物
朝食も質素な感じ、鍋仕立の湯豆腐に野菜類など一つも入っていないのには驚いた、焼鯖もごく普通で土地ブランドの清水鯖じゃないでしょう、これだと昼はオプションを頼まないといけませんね。
朝食膳
豆腐のみが これでもご飯は2杯は食べちゃう
三日目の出発は他のホテルに泊まった客を拾ってきて、ここから全員集合で最初の観光地はすぐの足摺の岬巡りからスタートに。