ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

今回の信州滞在中には松本にも

2013-10-23 18:26:40 | 信州日記

 松本には以前は年に数回も街ブラするだけに軽井沢から出向いていたのにここ数年は間遠になっていて、この10月になって今年初めての訪問となった。年に何度も行っていたころは有料の三才山トンネルの回数券も買っていたぐらいお気に入りの町なんだけど、よく訪ねた喫茶兼版画画廊は老齢でやめちゃったし、美味しくて行けば毎回食べていた和洋を兼ねた店も無くなって、それに好きな工芸品などももう買わなくなってしまったからねぇ。この夏場の終わりには安曇野に出掛けたけど松本には立寄らなくて、それで年に一度ぐらいはやはり様子を見に行こうということになったわけ。

 浅間サンラインで東部湯の丸ICの交差点から左折して、旧丸子町を抜けて三才山にと言う道筋には農産物直売所がいくつかあるから、それらにも立寄って行ったら松本には11時過ぎとなって、井上デパート提携の駐車場に車を入れてまずは昼飯でもということになった。何処にしようかなと女房に相談したら、以前に一回だけ食べてよかったからと、大通りから一本裏の深志神社に続く道沿いにある樹という和食の店に。この通りは観光客には分かりずらい場所なのだが、この樹のほかにも地元客に人気らしく開店を待つ人が並んでいた天神という店や、岡谷の鰻で有名な観光荘というところの松本店などもあって、一番の繁華街からは少し足を延ばせばちょっとした穴場じゃないかと思う。

                   正面突き当りに深志神社

                        観光荘

                               メニュー看板                    

                        天神には開店後も客が続いていた

                                 手書メニュー黒板が

                        

 早めのランチが済んでさて松本の町ブラとなれば、まずは中町通りということになる。というのも、女房にはこの通りにある古着を扱う中町きもの館で、アイヌ刺繍などに使えそうなものをもっと用意しておこうという魂胆があったんですよ。でも欲しかった男物の藍木綿や紬というのは特に少なくなっているんだそうで、女物で適当なものを探すしかなかったとか、古着少しとまだ未使用の木綿反物を選んでいた。

                        中町通りは歩行者優先の造り

                        中町きもの館

                        古着や帯締めなどを

 この通り沿いでは必ず立寄るのが松本民芸家具の中央民芸と南方民芸のサザン、また蔵シック館でも催しをやっていればだけどこの日はガランとしていて見るものは無し、ほかには店を覗いて面白そうなものが目に着いたらぐらいでブラブラ歩き。この通りには民芸品、陶磁器、骨董、工芸品などなど、ついつい欲しくなっちゃうものがあるんだけど、僕は今回はウインドウショッピングだけを、女房はこれ面白いと500円也のイヤリングを買っていたが、もう欲張って何かのために買っておこうをなんて歳じゃないからねぇ。ここ中町通リとこのあと歩いた縄手通りは、見て歩くだけでも楽しい通りで、手頃な街ブラができますな。

                        一軒の陶器屋の店先で

                             スプーンとフォークのイヤリング

                                  中町通リには各所に伏流水を汲み出していて

 中町通りから次は女鳥羽川(冒頭写真)を隔てたところにある縄手通りに廻って、お城に連なる大通りまで歩けば一往復したことになる。この縄手通りは長屋風店舗が川沿いに並ぶレトロで庶民的な雰囲気が楽しいところ。途中には縄手界隈繁盛期という立て看板があって、由来と共にここが露店から始まったとあったから、今も縁日風な雰囲気を残してということだね。

                        縄手通り      

                縄手通りの由来が

                        縄手通りにお蔭さまで100年というパン屋があった

                        縄手通りができる元となった発案者宮司のいた四柱神社は陰に隠れていたのが、前のビルが取り壊されて大通り側に開放されていた

 松本の観光メインはやはり松本城だろうけど我々はもう何回も登城しているから最近はまず行きません、でもそちらに向かうメイン道路沿いの女鳥羽川に架かる橋の欄干には、次週に開催という松本蕎麦祭りの案内看板があって、来週はさぞかし賑わうでしょうな。

                        ここからお城までは100mほどかな

 駐車場に戻る途中ではやはり老舗の開運堂でロボットが作るというソフトクリームを、この日はかなり暑かったからこれで一服、このソフトクリームは大小あって同一値段となれば当然大きい方を選ぶよね。なんでも月単位で日替わりメニューになっていて30種類はあるという、それにここのコーンはシッカリ生地で美味しいんだ。

                        ロボットアームが動いて

 車を出しての帰り道では源智の井に立寄って湧水を汲んでいくのは毎度のこと、深い所から汲み上げて常時流れ出されていて地元の人も汲みに来ている伏流水、管理が行き届いているようで今回は木枠が新調されていましたな。

                        源智の井

 帰り道では三才山を抜けて坂道を下り切った場所が鹿教湯温泉で、ここには文殊の湯という共同温泉があって300円という安さ、車であれば温泉街の中央を通り抜ける道路から共同湯と反対側に入っていったところにある交流センターにかなり広い無料駐車場がある。鹿教湯温泉はリハビリ療養温泉として有名なところ、スッキリした湯で汗を流して山荘までは一直線に帰って来たらもう夕闇の時間に、松本まで出向くと丸一日のお遊びになりますな。

                        文殊の湯


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