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今年も10月上旬で軽井沢の山荘を閉めて、それからほぼ1ヶ月後となれば山荘の庭では紅葉が終わりとなってきていて、芝生の落ち葉などを掃除しておけば、雪となる冬までの時期は覆う木陰もなくなって、一番日当たりの恩恵を受けるだろうと、ここ毎年続けている最後の作業をしに一泊で。積み残してきた調味料なども持ち帰るのと出回ってきているリンゴなども多めに買って、また上田方面ではまだ紅葉が見ごろなのでそれも目当てに、さらに温泉にもというのは我々の年間行事みたいになってきました。
それで山荘の庭の掃除などはココで書いたが、今年はこの日も暖かく10月中旬以降気温はずっと高めで、軽井沢でもまだかなり紅葉が残り、カラマツなどはこれから落葉となるようであった。冒頭写真は杉瓜からの浅間山を、まだ手前の紅葉がそこそこ美しい。午前中には山荘での作業を済まして、まずは腹ごしらえをと追分にある天ぷらのきどぐちで天丼を食べてから、今回は東信地区の紅葉の名所という小諸の懐古園にもと欲張って。
きどぐち
この天丼は880円という安さ、大根サラダはかつら剥きしてから刻んでいるのでシャキシャキ、軽井沢では貴重な店
小諸にはあぐりの湯などにはちょくちょく来ているが、懐古園に入るのはもう何年ぶりだろう、記憶にないぐらい、このあと上田城址にも回るつもりだが、園内を巡るだけなら1時間ぐらいでいいからと本当に久しぶりで。当然に紅葉の時期は初めて、地方TVでもここの紅葉は紹介されていたらしいが、確かに自然の要害を利用した城割だから樹林が深くて紅葉がいいのは当然として、南と西は眼下に広がる眺めも見どころ、富士見台という場所に富士山方面の矢印があったから空気が澄んでいたら見えるんですかね。もう記憶が薄れていたが思いのほか園内は広かったんですね、動物園まであったとは、まずは速足で一周してきましたよ。
三の門は入口の手前に、これを潜った先には線路が走り、そこも潜って市街地側に出られる
石垣手前の坂を人力車が、この坂を掛け声をかけながら勢いを付けてから昇っていく
天然の地形を活用していて
弓道場
的の背後に紅葉と浅間山が
地獄谷方面
天守台下の広場
酔月橋
馬場付近
西を、眼下には千曲川が
南西を
富士見台から東南の眺め
動物園
川上犬
小諸懐古園からは浅間サンラインよりも下を走るR18で上田まで。
小諸付近から
R18で、山も赤く染まる
上田城址下の駐車場へは平日なので入れたが、それでも結構満車に近いようで、来年の大河ドラマの真田丸での人気を予想して駐車所を造るとか、春の桜の時期までにはできてほしいですよね。上田城址には櫓だけは残っていて、下から見上げるとまだ立派な城があるような、六文銭の赤い真田軍の旗はいつも建ち並び、町あげて上田は城あってこその感が、城構えは小諸城よりも整然としています、この時期は欅並木の紅葉祭りとなっております。
南側東西に櫓が残る
欅並木、以前はこの道は線路だったとか
城址公園への東側入口
本丸へと
櫓門にはシャッターマンが待機
櫓門手前、堀の先に紅葉の山が見える場所で
真田石
本丸側から櫓下を
大イチョウ、葉が関東よりも小さいのは何故?
本丸内
二の丸周辺
城址の東に残っていた蚕都上田館というレトロな木造建築は耐震上で問題があると閉鎖となっている、毎年ここでは女房も趣味の縮緬細工の展示をしていたのにどうなったんでしょうか、どこかに移ってやっていたものか、それらしき案内は張られていなかったが。
蚕都上田館
城址の東側前には立派な施設を建設中、新しい観光施設かと思ったら中学校の改築工事らしい、駐車場の増設はこれと反対側の西に造るとか
午後3時となって宿がある旧望月の春日温泉に、こちらに向かう道筋でも浅間山方面の山々が紅葉に染まった姿が北側に見られ、南側は蓼科山が徐々に目の前にといい景色を眺めながら、この日は晩秋とは思われない陽気で日差しが暑いぐらい、11月の信州でこんな天気はこれまで無かったような、とにかくいい天気で幸いでした。
浅間方面
蓼科方面