
2月に続いて3月の第3土曜日にも大和骨董市に出陣、というのももう買わないで処分を考えないとなんぞと言っていた女房が、この前に行ってみて意外と我家から近い場所だし出店数も多くて結構楽しかったらしく、今回もちょうどヒマだったからということもあってまた行こうかなどと誘うので、好き者を自任する吾輩としては断る理由などあるはずもないからねぇ。前回は鉄砲狐ぐらいしか買えなかったこともあって、今度はと期待もしつつ女房以上に僕も張り切って。
先月に一通り見ているので今回はもっと要領よく、ここでも業者は同じ場所に出ているから大体は僕がチェックするのは全体の半分ほどの店だけ、和もので特に郷土玩具なども置いているところの小物中心に、いつもなら僕より早く見終わる女房よりもこの日はずっと早く巡り終わってしまって、あと1/3ほど見てくるという女房を駅近くで待つあいだには、そばにあった店で主人とだべっていたら、ついつい安いからまぁいいかと余分なものまで買うはめに、まぁこのくらいの無駄遣いはなんとなくやってしまいますなぁ。
骨董市会場は駅の両側に広がっていてこちらは東側
東側の最奥部から駅方面を、中央には幟旗を服に仕立てた女性が闊歩
西側
西側の最奥部から駅方面を
ここにも着物リメイク姿が
こういうご婦人が多くみられるが、自前でという人とここで買ったものという人がいたようで
女房と落ち合うまでに買ったのは小さな土人形と木彫り人形の二つだけ、家で飾るのにこれからの時期にいいからと桃太郎誕生土人形は鳴玉は入っていないが庄内のものだと思う、もう一つの木彫りは午前中は1000円均一で午後からは500円となっていたガラクタ屋の中にあったもの、ハテこの人物は誰でしょうか、木彫りだと仏像や神様は高いけど祀って飾るのにいいのに対しこういうのはどういう扱い方にしたものかと迷いますな、どこにもあるというような土産品よりもいい造りで歴史上の人物でしょうけどねぇ。
桃太郎が桃の中からの場面 本居宣長かなぁ?
そのあと待っている間に余分に買ってしまったのが小皿類、いずれも200~300円ほどのもの、軽井沢に持って行って普段使いにしようかと、こういう小皿はいろいろに使い勝手もいいんです。
薬味入れにいい手描きと2色印判の極小皿と昭和レトロ型硝子とおめでたい印判柄の皿
お決まりの5彩で九谷と思われる双魚図の八角皿5枚、蛇の目高台で幕末から明治かもと思われるがこれはキレイで、反対に表は使い込まれて擦り傷が見られる
女房は相変わらずに端切を買っていたほか、ちょっと見でいいなと思った箸置きを、またハート型が気にったからと花活けに使うとガラス鉢などを、また銅タワシはたまに新品も扱う店があるとこういう市だと安いからと。
こちらも全部で1000円ほどか
今回も午後1時となって昭和通り奥を曲がって行った場所でこの前に見つけた中華屋さんに、大和駅近くではあまり食事処が見つからないので、日替わりらしい定食メニューが5種類ぐらいあって安いです、お手軽ランチで腹を満たしてお帰りとなりました。
八百屋と魚屋があって土虎も安いですねぇ、でも買わなかったけど
康珍楼
蟹肉と卵の炒め
豚肉の黒酢炒め
二人してこんな安物しか買わないのによく来るもんだなぁと、でも骨董市はフリーマーケットなどより楽しいんだよね、いいお遊びの出歩きができるので家でヒマを持て余すよりはいいんじゃないかな。