ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

昨日はあまりに陽気が良いものだから

2010-10-17 17:15:40 | 街めぐり

 昨日は家でゴロゴロしているのは勿体ないようなお天気になって、それじゃぁお出掛けをと、でも急なことでさて何処に行こうかと。つい最近の新聞の一面広告に横浜大通り公園で全国陶器市開催の宣伝があったのを思い出し、この前鎌倉に行ったときには素通りした横浜に久しぶりに行ってみるかということに。
 こういう陶器市では陶磁器を買うつもりなんぞ全く無いけれど、陽気に誘われ街歩きしてウインドウショッピングなんぞもと、まぁ女房孝行でもしておきましょうや。
 横浜に出るなら本当は昼は何処かで食べたかったけれど、金曜日に蕎麦打ちの会があって、それを食べなくちゃぁと早昼を済ましてお出掛け。そういえば今回は水廻しのやり方を全く変えてやってみましょうということでかなり固めに打った蕎麦だから、ちょっと厚めになったこともあってコシが強いモグモグ田舎蕎麦で食べ応えがあり過ぎた。
 JR関内駅で降りてまずは教育文化センターでトイレタイム、そのあとはすぐ目の前の大通り公園の両側に並ぶテント販売の店を一通り廻ってみる。陶芸を習っているから参考になるものはぐらいの眼で見て廻ったが、ちょっとばかり名前を知る作者は美濃焼の中垣連次ぐらい、ほかには萩と備前にまぁまぁのものが。陶器市はこういうものより、現地開催のものの方がずっと楽しい、関東では11月には笠間と益子で開かれるから女房はそちらにまた行ってみようと催促されちゃった。陶器市とは言っても器関連で漆器や木工品も、さらに刃物や民芸風布製品や編籠、ほかには珍味なんぞまで。ちょっとばかり楽しそうな企画は無料でのロクロ体験、これには子供たちが並んで教えてもらっていたが、もっとロクロ台数を増やしてやればよかったのにね。
  
 中垣連次の織部焼を並べる店    木工品や新潟刃物も      柿渋布バッグや絣模造服
     
            真剣な表情でロクロ体験            大看板、次週日曜日まで
 このあとは歩いてもすぐのイセザキモールに来てみれば、横浜音楽空間なんていう催しをやっていて、プロなのか素人なのかパフォマンスをまじえた歌演奏を数箇所で開催して人を集めていた。直近のの10月第1土日は秋の野毛大道芸があったはずだけれど、10月という良い季節は横浜の繁華街の何処かで何らかの催しがありそうだね。
  
  ママさんアカペラだそうだ       サムライロック?      ゆずがライブしていた場所     
 ほかには有隣堂書店の目の前で古本を並べているのが、新刊店の許可を受けたのか不思議な光景。アマチュア時代のゆずがその前で路上ライブをしていたことで有名だった松坂屋は解体用の防護パネルが架かっているのは時代の流れか。老舗和菓子屋のみのや本店の前にはシウマイ饅頭なんていうのがあって、崎陽軒を応援するのかそれとも取って代わろうというにか。こうやって歩き回るといろいろと眼に入ってくるもんだ。
   
  奥が有隣堂、その前に古本販売主催者が       みのやのシウマイ饅頭はソックリ
 吉田町に来たら益々飲食店が増えているみたい、ここは画廊が多いからハヤカワ額店というのがあって、小さくて具合のいいものがあったら女房は自分で作ったアイヌ刺繍絵を入れようと探したが、絵用だから葉書大より小さいものが無くて。もう一軒ここで買物をするのは鶏肉のUMEYA、ここでは鶏のタタキと唐揚用モモ肉を買う。以前はこの隣に鳥飼育販売店と焼鳥屋と何でこういう組合せでという3軒が並んでいたんだけれど、その2店は無くなってしまった。
           
                   横浜の鶏肉有名店のUMEYA
 桜木町駅に向う途中に通ることになる、離れ小島みたいに建つピオシティの地下街は寂れちゃったねぇ。地下1階は100円ショップが中央を占めるものの、ほかは空き店舗だほとんどになってしまった。ここの100円ショップでは女房が小さな額を見つけて安上がりでいいわと、それと刺子の店がポツンとあるのを発見、刺子教室もやっているのを見てアイヌ刺繍を習って楽しいからこちらも習おうかと大分興味を示していた。
           
        閑散としたピオシティ地下階にポツンとあった刺子の店、中身はいいものが
           
           100円ショップで買った額に入れたアイヌ刺繍、ちょっと面白いね
 最後は横浜で乗換える途中でスーパーの成城石井にも立寄って、今晩は女房の妹が一泊すると言うのでこのスーパーで一番人気というワインを購入して帰る。そのワインはシャトー・ラ・ヴェリエールというメドックのもので、人気が高くてこの店が大量買付けしているのだそうだ。それでこのワインともう一つコストコで買ってあったチリ産のポルタ・カベルネソーヴィニヨン・レゼルバを開けた。飲み比べたらメドックのほうは香りはいいが味はやや固い、チリのものは香りは劣るものの濃い味でやや樽熟成も感じさせる部分がある、僕は熟成感のあるチリの方が好みで値段も半額という安いワインで満足しちゃったぞ。
                     


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