
室堂からあとは長野側に向って下っていくことになり、まずは立山トンネル内を走るトロリーバスで10分ほどで大観峰に、このトロリーバスは3台が一段となって走り、トンネルの中央部で反対からのバスと擦違うことになっている、考えたものだねぇ。だからほとんどの区間は一車線なのだが、バスはかなりの速さで走るから最前席だとスリルがある、暗いトンネルということもあるだろうけど。(冒頭写真は全ルートの高低差も示した路線図である)
立山トンネルトロリーバスから
大観峰ではこのあとに乗るロープウェイの時間待ちで、呼び出しがあるまでは屋上展望台などで大自然を楽しむことになる。トンネルで立山の直下を抜けたことになるから眺めは一変して、直下に黒部湖がその上方には長野側の北アルプスの山頂が並び続くのが見えて絶景!絶景!と。真下にはこれから乗るロープウェイのケーブルが黒部平駅の建物まで無柱で弧を描いていて、その下の低木地帯は紅葉の名所だそうで、その時期の待ち時間などは2時間半ぐらいにはなるそうだ。

北アルプスの山座案内には北は唐松岳から南は野口五郎岳まで



大観峰展望台からの合成写真、左手鹿島槍から北は雲が出ている
大観峰南側斜面に登山道も
乗車時間の15分ぐらい前に乗降口がある地階に呼び込まれたら、そこではこちら名物の濁り酒の試飲販売があって、そのあとには手馴れた案内口上で写真集の販売まで、まぁ運賃収入以外にも収益をあげたいんだろうから、でも酒は荷物になるから買う人がいるんだろうか。
黒部平と大観峰を結ぶロープウェイ
無柱空間の距離1700mは日本一の長さだそうで、これは景観と雪害防止のためなんだそうだ。確か70人乗りと言っていたゴンドラは標高2316mから1828mの黒部平まで7分と、あっという間に降りていく。確かに今は緑の直下が錦に染まったら見ものだろうね。黒部平でも次の黒四ダムまでのケーブルカーの待ち時間が40分、その間は展望台や高山植物園などの見物を自由にということになる。ここからも大観峰よりはやや範囲は少なくなるが北アルプスの眺めに近づき、反対側背後の立山連峰の眺めも望むことができるロケーションになる。
北アルプス山座案内パネル
湧水場越しに北アルプス
雪の立山連峰案内パネル
上のパネルとほぼ同角度の夏山
一通り雄大の景色を楽しんだあとで、やっと昼食弁当を外のベンチで食べることになった。ここでも湧水があって、冷たい水を飲めるようになったいるのが嬉しいね。植物園のほうはチョットだけ覗いてみたが、花はこの時期はあまり見られなかった。
富山名物弁当はかなりイケル
アルペンルート富山側から長野側のコース最後の見所は黒四ダム、そこへはまたトンネルの黒部ケーブルカーとなって、平均傾斜は30度強という急勾配で一気に1455mまで下る。
黒部ケーブルカーの黒部平側
こちらの自由見物時間は1時間半ほど、ケーブル駅からはダム堰堤を歩いて、ダム湖に遊覧船が走っているのを見ながら反対側のレストハウス方面にゆっくりと渡る。向こう側には一段と高い場所に展望台のハウスが見えるものの、擁壁に取り付けられた危なっかしい階段が物凄い段数で折り返しで続く、今日はこれまでの高地でも暑かったからもういいかと、もう少し段数が少ない階段を下ったところにあるダム放水見物テラスだけで、放水を見ながら周囲の山々や渓谷の景色を楽しむ。夏場の観光時期は試験放水をしているから、毎分10~15tという噴煙のような水しぶきを眺められるが、この日はどの角度からも虹は見られない、この時間帯になってやや雲が多くなってきたからね。黒四ダムからは立山連峰は眺められるが、ここまで来ると背後の北アルプス側の眺めは大観峰や黒部平ほどには望めないから、晴天だった早いうちにあちらで絶景を見ておいて良かったね。
黒四ダム周辺案内マップ
ダム上流側のダム湖

黒四ダムの堰堤と観光放水中の光景
ダムの下流側
立山連峰案内看板パネル
上のパネルとほぼ同じ角度で
次のトロリーバス駅までは多少歩くというので早めの30分前には見物終了、駅に続くトンネルのほうに歩いていったら、ダム工事最初の難工事だった破砕帯からの水というのがあって、これも冷たくて美味しく当時の工事関係者に感謝しなくちゃと。そういえば当時打設したコンクリートの肌を見たら、もう表面だけは風化してきている、厚いコンクリートだから風雪に充分に耐えるだろうけれど、打継ぎがはっきりしていてその高さは60cmほどと何回にも分けて、やっとのことで200m近くの高さまで打ち上げてきたのがよく分かるなぁ。
黒四ダム工事説明

難工事だった破砕帯からの水は今や美味しい水に もう50年ほど経過したコンクリートの肌
トンネルに入ったらヒヤーっと寒いぐらい、そうしたら温度計があって13℃ぐらいをを指している、この穴はよほど深くに地底に連なっているんだと想像する。
トンネル内の気温は13℃ほどだ
立山黒部アルペンルートの最後の乗物関電トンネルトロリーバスの発車駅改札前では、黒四ダムの建設当時の映像が流されていて、今とは違う人海戦術の難工事の様子を見ていたら、添乗員がこの区間だけ各自に乗車券を配ってきた。団体客には全ルートを切符なしで手間を省いていても、最終だけは記念としてのキップを渡すようにしているんだなと納得。
記念に1枚だけ発行か
このトンネルは黒四ダム建設のための最初の大工事だったわけだから、名前も発注者の関電トンネルとなっている、立山トンネルよりも長くて所要時間は16分、長い分こちらは4台のバスが連なって走る。最終駅の標高1433mの扇沢には3時半に到着して、すぐに迎えのために糸魚川経由で廻ってきたバスに乗り込む。
扇沢駅
バスで森林地帯をズンズン降りて大町から安曇野に、アルペンルートではほぼ晴れ渡っていたのだが、長野側はやや雲が多くなってこちらからの北アルプスが見えなかったのは残念であった。さすがに信州は蕎麦畑が多くて今が白い花の真っ盛り。バスは高瀬川沿いの長野オリンピックの際にできた道を走る。このあたりからは我々にはもう見慣れた風景で、ワサビ畑なども見えてくれば、豊科ICで高速道に乗る直前にある安曇野スイス村というお土産屋にだけ立寄る。この近くにはもう一つ、美大のガラス工房が奥にあるプラザ安曇野という施設もあって、立寄るなら僕はそちらの方をお勧めするのにね。
安曇野の蕎麦畑
豊科ICから長野道に乗り、時間優先で姨捨経由更埴JCTに大回りして上信道に入って、坂城ICで降りてバスの最終点の上田駅には5時50分と、予定よりやや早めに到着する。我々にとって上田はしょっちゅう来る所だから、もう何も土産物など買うこともなくて、腹具合もまだそんなには空かないからと、駅構内にある立喰蕎麦に毛が生えたような地元のオバチャンが調理する店で軽く食べて、あとは待合室に座って集合時間を待つ。
6時35分改札口に集合してホームまで出ればあとはもう半分解散状態に、新幹線あさまは6時47分発でこれに乗り込んだ団体ツアーは我々を含めて4グループ、今まで信州方面の団体ツアーはあまり新幹線を使わなかったのに、東北方面のように途中までは新幹線が多くなったとすれば、JRが値引きしたのかな。東京駅には8時20分、我家には9時20分に無事帰還、冷蔵庫のあり合わせで一杯やって、お天気に恵まれていい旅をしてきたねと気持ちいい疲れで寝てしまう。
それにしても土産などほとんど買わなかったから、帰りの荷物が軽かったなぁと、それと何にもましてお天気に恵まれたのが一番だったね。

大観峰ではこのあとに乗るロープウェイの時間待ちで、呼び出しがあるまでは屋上展望台などで大自然を楽しむことになる。トンネルで立山の直下を抜けたことになるから眺めは一変して、直下に黒部湖がその上方には長野側の北アルプスの山頂が並び続くのが見えて絶景!絶景!と。真下にはこれから乗るロープウェイのケーブルが黒部平駅の建物まで無柱で弧を描いていて、その下の低木地帯は紅葉の名所だそうで、その時期の待ち時間などは2時間半ぐらいにはなるそうだ。

北アルプスの山座案内には北は唐松岳から南は野口五郎岳まで



大観峰展望台からの合成写真、左手鹿島槍から北は雲が出ている

乗車時間の15分ぐらい前に乗降口がある地階に呼び込まれたら、そこではこちら名物の濁り酒の試飲販売があって、そのあとには手馴れた案内口上で写真集の販売まで、まぁ運賃収入以外にも収益をあげたいんだろうから、でも酒は荷物になるから買う人がいるんだろうか。

無柱空間の距離1700mは日本一の長さだそうで、これは景観と雪害防止のためなんだそうだ。確か70人乗りと言っていたゴンドラは標高2316mから1828mの黒部平まで7分と、あっという間に降りていく。確かに今は緑の直下が錦に染まったら見ものだろうね。黒部平でも次の黒四ダムまでのケーブルカーの待ち時間が40分、その間は展望台や高山植物園などの見物を自由にということになる。ここからも大観峰よりはやや範囲は少なくなるが北アルプスの眺めに近づき、反対側背後の立山連峰の眺めも望むことができるロケーションになる。




一通り雄大の景色を楽しんだあとで、やっと昼食弁当を外のベンチで食べることになった。ここでも湧水があって、冷たい水を飲めるようになったいるのが嬉しいね。植物園のほうはチョットだけ覗いてみたが、花はこの時期はあまり見られなかった。

アルペンルート富山側から長野側のコース最後の見所は黒四ダム、そこへはまたトンネルの黒部ケーブルカーとなって、平均傾斜は30度強という急勾配で一気に1455mまで下る。

こちらの自由見物時間は1時間半ほど、ケーブル駅からはダム堰堤を歩いて、ダム湖に遊覧船が走っているのを見ながら反対側のレストハウス方面にゆっくりと渡る。向こう側には一段と高い場所に展望台のハウスが見えるものの、擁壁に取り付けられた危なっかしい階段が物凄い段数で折り返しで続く、今日はこれまでの高地でも暑かったからもういいかと、もう少し段数が少ない階段を下ったところにあるダム放水見物テラスだけで、放水を見ながら周囲の山々や渓谷の景色を楽しむ。夏場の観光時期は試験放水をしているから、毎分10~15tという噴煙のような水しぶきを眺められるが、この日はどの角度からも虹は見られない、この時間帯になってやや雲が多くなってきたからね。黒四ダムからは立山連峰は眺められるが、ここまで来ると背後の北アルプス側の眺めは大観峰や黒部平ほどには望めないから、晴天だった早いうちにあちらで絶景を見ておいて良かったね。




黒四ダムの堰堤と観光放水中の光景



次のトロリーバス駅までは多少歩くというので早めの30分前には見物終了、駅に続くトンネルのほうに歩いていったら、ダム工事最初の難工事だった破砕帯からの水というのがあって、これも冷たくて美味しく当時の工事関係者に感謝しなくちゃと。そういえば当時打設したコンクリートの肌を見たら、もう表面だけは風化してきている、厚いコンクリートだから風雪に充分に耐えるだろうけれど、打継ぎがはっきりしていてその高さは60cmほどと何回にも分けて、やっとのことで200m近くの高さまで打ち上げてきたのがよく分かるなぁ。



難工事だった破砕帯からの水は今や美味しい水に もう50年ほど経過したコンクリートの肌
トンネルに入ったらヒヤーっと寒いぐらい、そうしたら温度計があって13℃ぐらいをを指している、この穴はよほど深くに地底に連なっているんだと想像する。

立山黒部アルペンルートの最後の乗物関電トンネルトロリーバスの発車駅改札前では、黒四ダムの建設当時の映像が流されていて、今とは違う人海戦術の難工事の様子を見ていたら、添乗員がこの区間だけ各自に乗車券を配ってきた。団体客には全ルートを切符なしで手間を省いていても、最終だけは記念としてのキップを渡すようにしているんだなと納得。

このトンネルは黒四ダム建設のための最初の大工事だったわけだから、名前も発注者の関電トンネルとなっている、立山トンネルよりも長くて所要時間は16分、長い分こちらは4台のバスが連なって走る。最終駅の標高1433mの扇沢には3時半に到着して、すぐに迎えのために糸魚川経由で廻ってきたバスに乗り込む。

バスで森林地帯をズンズン降りて大町から安曇野に、アルペンルートではほぼ晴れ渡っていたのだが、長野側はやや雲が多くなってこちらからの北アルプスが見えなかったのは残念であった。さすがに信州は蕎麦畑が多くて今が白い花の真っ盛り。バスは高瀬川沿いの長野オリンピックの際にできた道を走る。このあたりからは我々にはもう見慣れた風景で、ワサビ畑なども見えてくれば、豊科ICで高速道に乗る直前にある安曇野スイス村というお土産屋にだけ立寄る。この近くにはもう一つ、美大のガラス工房が奥にあるプラザ安曇野という施設もあって、立寄るなら僕はそちらの方をお勧めするのにね。

豊科ICから長野道に乗り、時間優先で姨捨経由更埴JCTに大回りして上信道に入って、坂城ICで降りてバスの最終点の上田駅には5時50分と、予定よりやや早めに到着する。我々にとって上田はしょっちゅう来る所だから、もう何も土産物など買うこともなくて、腹具合もまだそんなには空かないからと、駅構内にある立喰蕎麦に毛が生えたような地元のオバチャンが調理する店で軽く食べて、あとは待合室に座って集合時間を待つ。
6時35分改札口に集合してホームまで出ればあとはもう半分解散状態に、新幹線あさまは6時47分発でこれに乗り込んだ団体ツアーは我々を含めて4グループ、今まで信州方面の団体ツアーはあまり新幹線を使わなかったのに、東北方面のように途中までは新幹線が多くなったとすれば、JRが値引きしたのかな。東京駅には8時20分、我家には9時20分に無事帰還、冷蔵庫のあり合わせで一杯やって、お天気に恵まれていい旅をしてきたねと気持ちいい疲れで寝てしまう。
それにしても土産などほとんど買わなかったから、帰りの荷物が軽かったなぁと、それと何にもましてお天気に恵まれたのが一番だったね。