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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

新物でもいいものはいい

2022-12-19 14:45:45 | 工芸絵画骨董

 我家では単品で気に入って集めたコーヒーカップが100個近くになってしまった、その中で僕が気に入っているものをいくつか紹介する、まずは多治見で買ったものから一番好きなやつは渡辺均矢の同じ形で絵柄が異なるこの二つのカップ。

 東日本では瀬戸物、西日本では唐津物と陶磁器の代表産地だが、東の瀬戸では俗に言う瀬戸ものには高級品は無くて、特に良いものは瀬戸の赤津地区や多治見及び土岐、瑞浪、可児などに点在する作家達の作品である。

 赤津地区は作家が集中しているし赤津焼会館でも全体の窯の作品が展示即売されているが、美濃地区は広がりが大きくて陶磁器団地も市毎に別れていて、それも全部の窯の作品が集まっているわけではないために、陶器卸小売商の店の選び方が問題になる。

 多治見駅近くの案内所で陶器屋のマップで教えてもらい訪ねたのが丸志げ陶器、自宅をギャラリーにして展示直売している店で、料亭の器をご家庭でをキャッチフレーズに作家達とのつきあい交流を通じて品物を確保しているとか、ここで最初に買ったのが寡作で有名という渡辺的矢作の丸の絵柄のコーヒーカップ、その後に4月の多治見陶器市出店中に購入したのが三角の図柄、もう一つ四角絵柄があるのだがそれは買い残している、昔の高名な禅僧による〇☐△の掛軸があるようだけれど、三つ揃えないといけないかな。

 これら白磁のような器体にある細い線描きは象嵌となっているとは、店で聞いて初めて知った、この作家の作品はその後鎌倉の寿福寺方面の陶器屋でお茶茶碗を見かけただけだが結構なお値段だった。

 ほかにも丸志げ陶器で女房が気に入って買ったコーヒーカップも美濃焼らしくていいものでした。

 

2009年1月版からの再掲です

 

 昔の再掲だけでは寂しいかなということで、朝の犬との散歩中に見かけた植物の写真をお茶濁しにでもと。

                      ツルウメモドキです、中央の一粒がやっと赤い実を現わしました


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