
ここ数日は厳寒期の真冬には珍しく数日間も雨模様の天気が続き、その最後には少しだけではあったがこの冬最初の積雪となって、アロエなどに残っている雪を落としてやるのに一働きしてしまった。凍結で交通事故が多いらしいが、僕は今日は運転しません。
今年は久しぶりに冬らしい天気が続いてきたが、今回みたいに本州南岸に低気圧が進むようになるのは春が近づいたという兆しで、太平洋側に多めの雪が降って積もるようになるのは通常は2月下旬から3月だから、今回の雪は早目で春が早いということになれば嬉しいんだけどね。天気予報でも本格的な西高東低の冬の気圧配置が後退してとは言っていたが、今年はまだ寒さが厳しいからか春の兆候とまでは話を進めてはいなかったようだ。まだ三寒四温のサイクルにはなっていないからね。
サザンカに雪が
この冬が寒いということをこの雪の積もった朝にも再認識、西の道路側のベランダの手摺に上の屋根の方から雪解けの水が落ちてくる場所にツララが出来ているのを見つけて、こんなのを見るのはこの家を建ててから初めてのことで驚いてしまった。冒頭写真は庭の積雪の状況で、グジャグジャした道路より凍っていないだけ状態はよくて奇麗に見える。
我家でもツララが
僕は浜松出身で雪が降ること自体が本当に珍しいというところで育ったから、大学受験のときに箱根を越えたら初めて所々に残雪を車窓から見るこになって、関東では結構積もるんだなぁとなんだか気分が引き締まるように感じたのを覚えている、それももうじき50年前のことになってしまうが。でも今でも横浜辺りに住んでいると年甲斐もなくハシャギ気分になってしまうのは、育ちからだろうかそれとも暖冬が当たり前になって横浜では積もっても毎年のことじゃなくなったからだろうか。
雪の日は鳥たちも餌不足になるだろうからと居間の窓辺の庭側にパンの屑などを置いてやったら、普段以上にスズメやメジロがやってきて、代わる代わるに啄んでいく。以前はメジロは離れた場所にミカンなど置いてやるとよく訪れてくれたが、最近はスズメに負けじとパン屑にも来るようになって、彼らを見ていると楽しい気分にもさせられるね、冬場の楽しみの一つになっている。
雪の枝にスズメが
地面に落ちたものを漁るスズメ
やや赤味が出てきた枝垂梅の枝にメジロが
つがいの片方のメジロの狙いは?
天気予報をテレビでも多くやるようになって感じたことを幾つか、まず新聞のお天気欄が昔に比べると週間予想や時間帯の降水確率などは増えてはいるが説明内容としては簡単になっていると思われること、昔は天気概況や月齢なども書いてあったように記憶するが。天気図と概況を見比べることを日課にして、子供がおおよその気象の動きを自分で理解する一助になったはずで、テレビで今みたいに説明を聞き流すより勉強になったのにね。そのテレビも民放はお天気キャスターというのか担当の出演者は少ないのに、NHKだけは多いよねぇ。アナウンサーみたいに社員じゃなくて契約派遣みたいな人がほとんどだと言えばそれまでだけど、やはりそれだけ出演させるとなるとコストはかさむはずで、そんなに人数が必要なのか気象予報士の受け皿として自認しているのか、今一つ理解に苦しむ。昔は気象庁発表をアナウンサーが読み上げるだけというのがほとんどだった、それで十分に用は足りていて不便は無かった。天気予報が外れると余計にそんなに詳しく放送していたのに恥ずかしくないのかと白目で見てしまうし、NHKに民放とあんまり大勢が入れ代りで喋ったらニュアンスの違いもあるだろうから誰の予想だったのかにアイマイさが増して、天気予報士なんて資格を作ったのが良かったのかどうかと、変に勘繰ってしまう。もともとこの資格を取ってもそんなには仕事は無さそうだしキャスターになっても普段はそんなに忙しいものかと、実際に予想が外れても責任とったということも聞いたことがないしね。NHKの夜の女性キャスターなんかを見ていると、もう何ヶ月も経つのに話し方が未だにタドタドしくて自信が無そうで、僕なんぞはハラハラして見ていられなくなってしまうけど。