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ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

最近に飲んだワインの僕なりの感想を

2022-03-25 11:19:00 | グルメ・酒・ワイン

 ここ一ヶ月ちょっとで飲んだワインについての僕独断の感想評価を、今回は古くなり過ぎたかなという地下ピットから出してきたワインが多くなったが、それらはこれまでに飲んでいなかったものだから、このあとも何本かを書くことになりそうですが、毎日飲んでいるのでほかにもこれまでに書いたものも加え、さらに以前とビンテージが変わって違っちゃったなぁと感じたものも。

 冒頭写真はある日の夕食の食卓での酒類です、ワインだけでなく日本酒とビールまがいが、日本酒のお銚子としてはハイカラなものは信楽焼でお気に入り、ビール缶はカルディでも売っているベルギー産でこれは軽井沢のツルヤでもっと安く購入した、安ワインでも思うことだが運搬費も掛かるはずなのに何でこんなに安いのと、ここにきてガソリンや小麦製品などの値上がりが報じられていますが、これらには頑張ってもらいたいですな。

①バローロ ウンベルト・フオーレ 2000

 これは地下ピットから出してきた2000年もののバローロ、バローロは赤ワインの王様と言われているので年数を経ても期待できるかなと、先ず注いだ色がやや薄めでハテナ?と、香りも少なめで味もそれほど濃くはなくて、やや酸味勝ちの大人しい味わい、熟成期間から来る風味だけはあるものの、パワーさは無くなっているからこれはピークが過ぎていたのかなと、一般的にはバローロは熟成させないと硬い味というが22年は長すぎたのか、本当にいいワインだったら片鱗が感じられるものだが、これは裸の王様になってしまっているかな。

                                       

②ファンティーニ  モンタルチアーノ・ダブルッツォ 2018

 スーパーいなげやで15%OFFの1088円で、第一印象は味と香りともにイタリアワインらしいものがややあるかぐらいですべてが控えめな感じ、もう少し旨味が欲しいなぁと、二日目には少しだけ味が出てきたかなという程度、地味すぎて果実味が足りないところは僕の好みからは外れるワインだ。

                                       

③カークランド・シグネチャー メンドーサ マルベック 2020

 コストコで998円となんとか三桁のワイン、この1年前の2019年ものはかなり好印象だったが、こちらは悪くはないのだが全体的な味わいのスケールが小さくなったような、イヤミがなくバランスもいいワインではある値段が2019よりも100円アップしたので味わいもそれなりに欲しいところ、それよりもコスパが落ちた感じでやはりヴィンテージによる差があるようです、二日目にはもっと厚みコクがでるかなと思ったがあまり変わらず、やはり2019年よりも線が細い出来のワインでした。

                                       

④シャトー ローザン・ガシー 1997

 このワインも地下ピットで寝かしていて忘れていたもの出してきて、1997年でこれもピークは過ぎているかなと、またネットで調べたらメドック2級ではあるがこの1997年までのものはパーカーが酷評していたと、それもあって期待は萎んで飲んでみたら確かに弱い味わいです、熟成による風味だけはあるが薄めの味で飲みやすいのだけが取り柄かなと、香りはややケモノ臭というかヒネ香があってこれも弱い、アルコール度が12.5%というのもブドウ自体が力不足だったものか、マルゴー地区の表示が泣いていますな、二日目には少しは味が出てきてはいたが、大人しいなという感じはそのままで、これに華やかな味わいが加わってくれていたらという歯がゆさを感じる、このままでは確かにパーカーさんと同じで凡庸なワインと言うしかない、何故かこれまでもフランスワインでは当りにはめぐり合っていない、僕との相性というのもあるのかな。

                                      

⑤トーレス グラン サンゲレレトロ 2000

 これは大丸デパートのワインフェアで買ったかなぁという微かな記憶があるが値段は忘れてしまった、地下ピットで保管したままで久しぶりに出してきて、ビンテージを見れば2000年ものということでこれもピークは過ぎてしまったかなと、先端にカビ風の汚れがあったので丁寧にコルクを抜いたら何とか壊れずに、でもかなりワインが侵食してきていました、明けてすぐの香りは良くてこれならと飲んでみればいい熟成の味わいでまだへたり感はない、パワフルというより優しい味です、やや酸味が強めとなっていたのでやはりピークは過ぎていたのかな、二日目もあまり変わらずで、店の試飲で美味しかったから買ったと思うのでもっと早く飲んでいればパワフルさも加わっていたのでしょうね、ワインは飲み頃の表示もしてくれるいいのにね。

                                        

⑥ベリンジャー・ナイツヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 1998

 これも地下ヒピットでの忘れ物というか、どういういきさつで購入したのかは全く忘れてしまったもの、ネットで調べると新しいビンテージがソコソコのお値段、ベリンジャーはカルフォルニアの有名どころではあるがこれもピークが過ぎているかなと、コルクの表面はまだあまり汚れていなかったが抜いたら先端が瓶に残ってしまったのでその分は押し込んで、さて味わいだが香りはまだシッカリいい感じながら味の方はやや酸味が強まっているようでやはりピークは過ぎたかなと、でも長い熟成からくるのか厚みのある複雑な何とも言えぬ奥行きがある風味のワインで元が立派だったことが確認できる風格がまだ十分にある、二日目も変わらずでこれだけ経ていても何らかの染み入るような美味しさが残っていた、もっと前に飲んでいたらどんなだったろうかと、ポテンシャルを感じられるワインではありました。

                                        


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