
大震災以来電車に乗ってのお出かけは初めて、渋谷の東急ハンズまで行って小型電球セットを買ってきて、糸巻をスタンド台に見立てて照明器具を作り、先月に焼き上げてあったこれも自作の陶器製の台に組み込み、着物型染めの型紙シェードを取り付けて和風照明ランプを完成させた。
こんな時だからと暫くは電車での外出を控えていて、家の近くでの食料品などの最低限の買物だけしかしていなかったが、幾分は落ち着いたかと久しぶりに繁華街に、帰りがけには大震災直前にあったワイン試飲会で注文してあったワインをあまりにも長く店に置いてもらっているのも悪いから受け取ってこようということもあって。それと繁華街の今がどうなっているか興味もあったから。
渋谷に来てみたらネオン看板類などは消灯していてキラキラするものはあまり目に入らず、曇り空で暗めながらまぁこんなものでも不便は全く感じないからずっとこのままでもいいぐらい。人出のほうはそんなには減っていない感じで、若い人で溢れる街は相変わらずだねぇ。でも募金活動の人が立ち、入った東急ハンズの店内の客などはやはり少な目で、震災からまだそんなには経っていないんだと実感する。店の中も照明を落としているけれど、これも不都合がない照度は確保しているから、こういうことはエコのために続けたらいいんじゃないかなと。必要な電燈照明用部品とこの前の朝日チャリティーで買った版画を掛けるフックを購入、駅からの往復ではあの大地震でも繁華街の被害が少なかったことが分かって、あとはもうこの日の渋谷に用はありません。
帰りには自由が丘で途中下車し、ヴィノスやまざきにも立寄って、注文していたワイン3本を受け取って道草もせずに自宅まで戻ってきた。これを注文した時のワイン試飲会のことはもう少しあとにアップします。
ヴィノスやまざき自由が丘店
早速にも2月の横浜アリーナ骨董アンティークフェアで買っておいた小さ目の糸巻に、小型電球セットを取り付けてスタンドを組み立てる。ちょうど計画停電があったので暇だしで、外の明かりがまだあるうちにやっつけちゃおうと、でも部品が揃っていれば簡単に作れてしまう。
これも自作してあった陶器製の台に糸巻スタンドを置いて、その周りを着物型染め用の型紙を陶器の外周の溝にはめ込んだら和風照明が一丁出来上がりとなる。冒頭写真はその一枚に明かりを入れた物、そのほかにも柄が違う型紙があるからそれもセットしてみたのが次のもの、こちらは壁に映る光の具合も面白くて、これはいいぞと自画自賛してしまった、やはりランプの位置を高くしたのは正解であった。
バックの壁への光の映り方もいい