ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

軽井沢の6月下旬に咲く草花たち

2012-06-29 19:00:17 | 信州日記

 6月下旬の軽井沢の山荘と周辺に咲く草花をいくつか、5月からの花も少しは残っているものの途中で咲き終わってしまったギンランなどは痕跡だけで、周辺ではこの時期は目だった花は少なくて水辺では外来種のキショウブが、雑草の中では青っぽい花のアヤメが、さらに外来種だというフランスギクぐらいがアチコチに見つけられるぐらいだ。

 冒頭写真は山荘の半日陰となった場所から芝生がある日当たりのいい方向を写したもので、こんな小さな場所にいくつかの山野草を植込んでいて、中を丁寧に見て行けば楚々として咲く花をいくつか見つけることができる、まずはそんな花たちから。

 ルリソウは最後の一輪が残っていてその下には種がいくつか、これらが落ちて増えているみたい。

                      

 地エビネもいくつかある株の中で最も花が遅れていたものが残っていて、それも最終段階となっている。

                            

 これも5月から咲き始めてまだ残っていたタツナミソウで、日当たりに増殖中だ。

                      

 ニリンソウだと思うが普通のものに比べると葉が大きく背丈も倍以上もある、名前にナントカとつけて呼ぶんだろうか。

                           

 アカバナイチヤクソウは庭のものは既に花が終わっていて、近くの林間で見つけたものだがこれも今年の最後の花みたい。同じような場所にあるマイヅルソウの花も今年は終わっていたみたい。

                           

 フタリシズカはヒトリシズカに遅れること一ヶ月で今が花の季節となっている。

                         

 山荘の庭にも一株だけキショウブが、これは外来種ということだが丈夫な植物で増えだしたら間引きするつもりでいる。

                         

 野っ原に花が咲いて初めて見つけることができるのがアヤメ、ハナショウブなどと比べると全体が小振りでさわやかな印象を受ける。これらは冒頭写真の場所とは別のところで雑草と競争させている。

                                

 ミヤコワスレも元気に毎年咲いて、園芸種だが丈夫でほっぽっておいてもいいという重宝な植物だ。

                           

 昨年まで名前が分からなかったがコガネグルマと判明した。北米原産のキク科の植物で雑草化するほど丈夫らしいが、ここでは毎年咲くけれど増えてはいないようだ。植えた記憶が無くてどうしてここにあるのかが分からないというのも丈夫さの証拠か。

                         

 林間に咲くマムシグサは今年は増えていて、これは種からということでしょう。

                          

 シランは最初の株が咲き始めた段階で、これから周りのものも追いついてくるはず、これも増えすぎる傾向があるから適当に別の場所に植え替えていく予定だ。

                          

 以上が山荘の庭の花で、あとは周辺の野に咲く花たち。

 付近の雑草の中に見掛ける花としては、至る所に増えているのがフランスギクという花らしいと最近知った。野生化して増えるには寒いところが適するとかで北海道に多いというが、軽井沢も寒冷地だから毎年増えてきている。花はマーガレットにソックリだが葉の形状が違う。

                          

 雑草に負けずにもう一つ咲き出したのがウツボグサ、名前には似合わないきれいな青紫のはなを付けるから目立つようになるが、元来が名前通りに丈夫な植物らしい。

                              


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