小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

ある「弱さ」について

2018年05月23日 | 日記
  彼は自分について「弱さ」があると語っていた。 その「弱さ」ゆえに、理不尽な指示にしたがい、不本意に不当なことをしてしまった、と。 それは自分に「弱さ」があるからこその結果だ、と。 彼が正直に語った「弱さ」は、この世界を反転する「強さ」になりえる、と私はおもう。 このことに気づく人はまだ少ない、自分の「弱さ」を認められる人は、さらに少ない。 彼は少なくとも真実をはなし、誠意 . . . 本文を読む