昨日は、北九州芸術劇場で柳亭燕路師匠の独演会がありましたので、伺ってきました。
昨年も伺う予定でしたが、よりによって2週間ちょっと前に新型コロナに感染して、泣く泣く諦めたのです。
そんな訳で念願の落語会、張り切ってしまい早朝に目が覚めて「遠足の小学生かよ?」てなもんで、体調はいまいちだったのですが喜び勇んでまいりました。
会場は、こんな感じです。
開口一番は二つ目の古今亭始さん。
演題を存じ上げず、後から調べたところでは「イモリの黒焼き」
モテない男が町内の小町と言われるお嬢さんに惚れて、何とかしようと相談したら・・・って噺です。
始さんがなさるこの男ですが元気と明るさがあって憎めず、何とか報われて欲しいと思いました。
次は音曲漫談「おしどり」・・・と言いつつご夫婦でなさる漫才でしょうか?
奥さんがアコーディオンで旦那が針金芸?
針金を曲げておしどりを作られたのを最初に、寿などを作られて小さなものはプレゼントなさっていました。
個人的には「磯野波平さん」が好きでしたが、場所は取りそうですね(^_^;)
そして待ってましたの燕路師匠。
「不動坊火焔」でした。
元不動坊火焔の嫁さんをもらう男の浮かれっぷりも楽しいのですが、幽霊役の噺家さんの現金さが面白いです。
仲入りあとが・・・あれ?また、おしどりさん?
今度は旦那さんはテルミンを抱えておいででした。
初めはパントマイムの効果音だけかと思っていたら、ちゃんと演奏できるんですねえ。
奥さんと言えば、アコーディオンで様々な曲を演奏なさるのはもちろんの事、歌声も朗々と素晴らしく聴きごたえもありました。
もちろん、しっかり笑えるんですよ。
個人的には「リベルタンゴ」が好きです。
最後の燕路師匠の噺は「鰻の幇間(たいこ)」
夏の噺だとは思うのですが、たいこ持ちが何とかごひいき筋に昼ご飯をご馳走になろうとします。
どうなりますやら(笑)
楽しい一日でした。