東大をテーマにしたミステリアンソロジーです。
市川さんが書いていらっしゃる事もあり、手に取りました。
そしてその作品は災害もテーマにし、あまりにもやるせないものでした。
そういう意味では伊予原さんの話にホッとした面はありました。だからとしても、決して生易しいものではないわけです。
転じて新川さんのスカトロですが、ある人々にとって今でも無自覚に加えられる厳しい現実と、無自覚ゆえの加害者は、その言動や行動が危害を加えるものだと気づかないという腹立たしい物語を突きつけられて、やりきれない心持ちになりました。
辻堂さんの著作は恋愛ミステリであり、東大生と言っても色々だと改めて教えてくださるものでした。これがあったから少し心穏やかになり、次作への気持ちの切り替えにもなって助かりました。もちろんそれだけじゃありませんので、必読ですよ。
恋愛と言えば結城さんのものもそうかもしれませんが、人の心の奥底まで掘り下げていくなかなかなものでしたし、そういう意味では浅野さんの話も裏の裏まで読んでいかなくてはならない大変なものでもありました。
どれも大変興味深く面白かったです。
市川さんが書いていらっしゃる事もあり、手に取りました。
そしてその作品は災害もテーマにし、あまりにもやるせないものでした。
そういう意味では伊予原さんの話にホッとした面はありました。だからとしても、決して生易しいものではないわけです。
転じて新川さんのスカトロですが、ある人々にとって今でも無自覚に加えられる厳しい現実と、無自覚ゆえの加害者は、その言動や行動が危害を加えるものだと気づかないという腹立たしい物語を突きつけられて、やりきれない心持ちになりました。
辻堂さんの著作は恋愛ミステリであり、東大生と言っても色々だと改めて教えてくださるものでした。これがあったから少し心穏やかになり、次作への気持ちの切り替えにもなって助かりました。もちろんそれだけじゃありませんので、必読ですよ。
恋愛と言えば結城さんのものもそうかもしれませんが、人の心の奥底まで掘り下げていくなかなかなものでしたし、そういう意味では浅野さんの話も裏の裏まで読んでいかなくてはならない大変なものでもありました。
どれも大変興味深く面白かったです。