和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

【「毎自作是念」毎(つね)に自(みずか)ら是(こ)の念を作(な)す】

2010年09月19日 07時11分47秒 | 今日の俳句
 ※ 名字の言 ※

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 人間の心には、一日の中で数多くの思いが浮かんでは消えていく。その数は、八億四千念と仏典で説いている。縁に触れて瞬間瞬間、揺れ動く一念をどう定めるかで人生はきまる。



 日本のフレンチをけん引するシェフの井上旭(のぼる)氏。新店をオープンする時、常連客だった銀行の頭取に資金のお願いをした。「担保は」と聞かれた井上氏は、「私の右腕です」と答えたという。確かな腕と信頼がなせる業だろう。



 しかし、その道のりは平坦ではなかった。「昨日の100%は今日の80%であり、あとの20%は自分で努力して埋めていくしかありません」(『(旨い)仕事論2』永田雅乙著)と井上氏。一日一日、常に向上心を失わず、前進し続けるところに成長がある。新しい自分を築いていくことができる。



 どんな仕事でも、いつの間にか、「これぐらいでいい」という慢心の心が表れてしまうものだ。法華経の寿量品に「毎自作是念」(毎(つね)に自ら是の念を作(な)す)とある。仏は、いつも衆生を成仏させることを願っているという意味だ。翻って、心にいつも何を抱いているかで、人生は決まるといえよう。



人生は、瞬間瞬間の時間の積み重ねである。広宣流布に一念を定めた祈りと行動は、常に新しい自分自身をつくっていくものだ。
              (敬)


 【聖教新聞より転載】

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  2010年(平成22年)
  9月19日(日曜日)

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