和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

蒲の穂絮/今日の俳句 ≪第1920号≫

2015年10月09日 04時34分32秒 | 今日の俳句



≪2015年(平成27年)10月9日(金)長月≫(旧暦8/27)


 大いなる蒲の穂絮の通るなり
          高野 素十

 蒲の絮とんで水郷日和とも
          竹内大琴子

 蒲の穂やたまたま遠き薄日射
          北原 白秋

 天をとび樋の水をゆく蒲の絮
          飯田 蛇笏

 埋立地光りくるもの蒲の絮
          加藤知世子


※ 蒲の穂絮・蒲の絮
 ガマ(蒲、香蒲、学名:Typha latifolia L.)は、ガマ科ガマ属の多年草の抽水植物である。円柱状の穂は蒲の穂と呼ばれる。北半球の温暖な地域やオーストラリアと日本の北海道から九州の広範囲に分布する。池や沼などの水辺に生える。
 葉は高さ1-2 mで、水中の泥の中に地下茎をのばす。夏に茎を伸ばし、円柱形の穂をつける。穂の下部は赤褐色で太く、雌花の集まりでありソーセージに似た形状である。
 穂の上半分は細く、雄花が集まり、開花時には黄色い葯が一面に出る。風媒花である。雄花も雌花も花びらなどはなく、ごく単純な構造になっている。雌花は結実後は、綿クズのような冠毛を持つ微小な果実になる。
 この果実は風によって飛散し、水面に落ちると速やかに種子が実から放出されて水底に沈み、そこで発芽する。 また、強い衝撃によって、種が飛び散ることもある。
 メイガ科(あるいはツトガ科)のニカメイガ(Asiatic rice borer, Chilo suppressalis)、ヤガ科のオオチャバネヨトウ(Nonagria puengeleri)などの幼虫の食草である。魚類などの産卵場所や避難場所として利用され、栄養塩類の除去などの水質浄化に役立っている。
 花粉には、イソラムネチン、α-ティファステローム、β-シトステロール、ブドウ糖などの成分が含まれる。花粉は生薬としては「蒲黄」(ほおう)と呼ばれる。内服すると利尿作用、通経作用があるとされる。雌花の熟したものは綿状(毛の密生した棒様のブラシ状)になり、これを穂綿と呼ぶ。
 日本神話の因幡の白兎の説話では、毛をむしり取られた兎に対して大国主は蒲黄を体につけるように助言している。しかし、唱歌の「大黒さま」の中ではそれが「がまのほわた」となっており、両者は混同されていたことがわかる(もっとも、摘みたての「がまのほ」に触ると大量の黄色い花粉がつく)。
 蒲の穂を乾燥させて、蚊取り線香の代用として使われる事もある。茎、葉は、樽作りで、樽材の隙間に噛ませ、気密性の向上に利用される事もある。火打ち石で火を付けていた時代には、穂綿に硝石をまぜて火口として用いることがあった。また、かつてアイヌは葉を編んでゴザにした。

【「ウィキペディアフリー百科事典」より転載】




     ※☆*わが友に贈る*※


 風邪をひかないように!
 手洗い・うがいを行い
 朝晩の冷え込みへの
 対策もしっかりと。
 賢明に健康第一で!

        2015年10月9日



     ※☆*寸 鉄*※


会長(SGI)こそ現代世界で最も熟達した「対話の達人」-教授(ハーバード)。平和への闘争継承
        ◇
「山口開拓指導」開始の日。歴史回天の地に人材の大城を!勝利の扉開け
        ◇
たゆまず流れ出ずる水の信心であれー恩師。進まざるは退転。日々発信!
        ◇
「言(ことば)と云うは心の思いを響かして声を顕す」。相手の心動かす誠実な激励を
        ◇
認知症患者、10年後は700万人に。地域一体の支援更に重要。公明が旗振れ

【聖教新聞:2015年10月9日(金)付】
                




     ※☆*北斗七星*☆※


「くれぐれも塩分は控えめにしてください」。高血圧で受診しているクリニックの医師から毎回必ず念を押されるのが、日々の食生活での「減塩」だ。これがまた、分かっていても、なかなか難しい

厚生労働省が示す基準では、今年4月から、1日当たりの食塩の目標摂取量が男性で9g未満から8g未満に、女性で7・5g未満から7g未満にそれぞれ引下げられた。狙いは主に高血圧予防。日本人の食塩の平均摂取量は10・2g(2013年)と目標摂取量を大きく上回っており、減塩の必要性が増しているためだ

だが、これまでの食品表示では、食塩の摂取が多いみそ、しょうゆなどの調味料や漬物、カップ麺といった加工食品は、食塩に含まれるナトリウムの量をメーカーが任意で表示してきた。このナトリウム量を食塩に換算するには2・54倍する必要があり、消費者には分かりにくかった。例えばナトリウム1gとあったなら、食塩相当量は2・54gとなる

このため4月施行の食品表示法では、加工食品の栄養成分表示を義務化し、ナトリウム量は分かりやすい食塩相当量で「1食当たり2・2g」などと商品に表示するよう改められた

新表示は猶予期間が5年あるが、施行から半年が過ぎ、新表示の商品も増えてきた。減塩の国民的高まりを期待したい。(翼)

【公明新聞:2015年110月9日(金)付】
                

             

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