上場する企業を育てて社会貢献する立派な企業へと成長して欲しい、だから株を買い株主となり、配当を貰う。
こういうキレイごとが戦後の日本では証券業界のあちこちで普通に交わされて、それが当たり前のことのように見えていた。
新型コロナ騒動が始まってからの1年、実態の経済の低迷とは裏腹に、株価はどんどん上がって行ってる。
そもそも株価とは、企業の経営状況を反映する通信簿だった筈だが、まったく無関係に上下動を繰り返している。
資本主義だとかぬかして、ワザと小難しい学問のように見せ、解り難くしてはいるが、支配者が奴隷を生かさず殺さずに操る上手い方法論、これが資本主義の本当の正体ではある。
先月からアメリカの金融投資会社の破綻から、わが国でも野村や三菱と言った損害を負ってしまってる企業の名前が出始めているが、これは連鎖する怖れもあり、金融の大恐慌が早まってしまうかも知れない。
いずれは、どんなバブルな詐欺経済にも終焉の時が来るが、どこまで話が繋がって行くのか? 愉しみに眺めてる。
俺は30数年前のわが国の不動産バブルを、そのド真ん中で経験しているから、投資や運用なんて興味も無い。
ただ円にも興味が無いから、20年以上も前から、自営で儲かれば人類最古の通貨でもある金(ゴールド)の現物へと身内の者らに替えさせて、持たして来てる。
日本なんて小さな島国のことだけで生きて居ると、大きな津波が海外からやってくるとひとたまりもない。
この国の大メディア群には、国を憂い、国を思う気持ちなんざ微塵も無いから、最初から信用もしてない。
愚かな奴隷猿化してしまってる日本国民の集団の動きにも、興味が無い。
自営の商売をやるうえで、現場でつぶさに把握はしているだけで、共倒れする気は毛頭ない。
たくさんいる親兄弟に子や孫であっても、俺とは別物だと割り切ってる。
人類の遺伝には、その人の失敗や経験を糧にして、身につけた知識や価値観を糧にして、そこから次の世代が出発するということが無い以上は、子孫に対する期待や興味すら、湧くモノでもない。
・・・ま~、しっかりやれや!! そんだけだ。
そういった間抜けな人類世界で、愉しく生きているには、地球や宇宙を相手にして、遊び惚けてるのに限る。
女房・子供を自分の手下・奴隷くらいに考えている父親は、女房・子供らが父親よりも他のオヤジと仲良くしているのを見ると、あからさまに幼児な嫉妬をし始めて、陰湿な虐めに終始するようになる。
それとおなじことをバイデン・アメリカ演劇集団はやっており、トランプがワザと世界中に出掛けては目立つアクションを続けて、世界覇権の座からアメリカを退場させる動きに終始していた実績を、なにからなにまでスタート地点まで戻そうとしてムキになっている。
実のところは、トランプがコロナ渦の大々的な郵便不正選挙で負けることも、アメリカの世界覇権からの退場シナリオでは、筋書き通りだったのかも知れない。
新型コロナの騒動は、新しい世界の構図を作り直す為に起こされている。
思惑通りに、世界中の民が、怖れ慄いて、エキストラを自ら率先して演じている。
こういう頼り甲斐もない、貴方任せな大人社会では、子供や若者たちは言うことを聞かなくなってゆくだろう。
過去の人類の繰り返して来た悲劇をさんざんに知っている筈の大人たちが、自らその悲劇へと向かっている。
モノには恵まれてはいるが、オツムの中身はカラカラのサハラ砂漠、そう見える。
いい恰好ばかり、群れで先頭を競って模範奴隷になろうとしている大人社会は、哀れなもんだ。
自分の価値観で生きるとは、自分自身の日常で、常に自分で考えて判断してやらなければいけないことなんだが、言われるがまんま、命や日常の動きまで制御され、無味無臭なロボットのようだ。
地球温暖化が人類の排出する二酸化炭素が原因だとか、公害・排ガスが原因だとか、奥山に登ってみれば解るような、幼稚なただの人類の自惚れが、地球に優しい新しい世活という、阿呆みたいなコピーで義務教育でも洗脳しているが、これらは世界覇権の交代劇のために、アメリカを衰退させて行く筋書きから脚本は書かれている。
自由の国アメリカの経済を牽引してきた主要な産業に、大転換を図るような愚策をワザと続けている。
大きな戦争と犠牲を引き起こすことなく、インフルエンザレベルの被害だけで、オランダからイギリスに渡り、イギリスからアメリカに渡った世界覇権を、中国へと渡す作業を続けているようでもある。
人権問題やら、貿易摩擦やら、いろんなメクラマシがあちこちで起きてはいるが、どれもこれも、言い出しっぺこそ脛に傷を持ってる笑い話、ワザと自滅するようなアクションが続いているのも、その流れなんだろう。
明治・大正・昭和の時代は、まだまだ封建的な家ばかりが、妙な価値観で統一されておった。
結婚式や葬式で威勢を競う、間抜けにもほどがある資本主義社会の奴隷同士の競争ではあった。
家を誇って、身内を誇って、自分の位置を確保する、その誇るものが埃まみれになっておったからこそ盛んだった。
愛想を尽かされたら、人間の世界ではなかなか元の鞘には戻らない。
だから社会全体で、男の自信喪失を補い、社会全体で、中身の育たない男を神輿に乗せておった。
愛想を尽かされそうになったら、先に自分で自己変換キーを押さなければ、難しいだろう。
家だの、先祖だの、苗字に氏素性、学歴に大会社に名誉に勲章、いまどき流行らない古典的な価値観を振り回すのは、その自分に自信がないからなだけで、家は3代で滅ぶの言葉が昔からその意味を語っている。
霊園に集められてる墓地の下には、骨壺は3つしか入らないような、狭い空間しか用意されてはいない。
皆さんは知っておるのかな??
今日なんかは、良い天気だ。
奥山に向かおうとしている、俺がいる。